第五話 生徒プロフィール1
俺の家は……別にいいか、説明しないで。敢えて言うのならば、でかい。それだけだ。ちなみに、独り暮らし。
自分の部屋で一息吐き、遅い昼食と早い夕食を食べるためにキッチンに向かった。
冷蔵庫の中を見ると、たまねぎ人参じゃがいも肉りんご冷蔵御飯があった。これから創造できるといえば、カレーだな。
調味料などの入った棚を開けた。後はカレールーっと。カレールー。カレールー、カレールーカレールーカレールーカレールー…………――
ない。
仕方がないのでスープにした。
食べ終わった頃にはもう日が暮れていた。カレーを作るつもりでいたので、スープを多目に作ってしまった。そしていざよそる段になると、つい、本当につい、多くよそってしまった。なので食べきるのに随分と時間がかかってしまったのだ。今日会った美少女たちを思い出していた訳では、断じてない。もう一度言うが、断じて、無い。
自室に戻り、コンピュータを立ち上げる。その中から『学校征服計画』と書かれたフォルダを開き、『生徒プロフィール』と書かれたファイルをダブルクリックした。
そこには俺が努力して手に入れた全校生徒の名簿が入っている。
これからほぼ毎日このファイルを更新することになるだろう。
杉目天。1年7組、出席番号14番。ちなみに俺は22番だ。四兄弟の一番上で、性格は男っぽい。容姿は小柄な体駆と顔、そして長い黒髪が特徴的で、喋らなければ充分に美少女。聡明で明るく、しっかり者のお姉さんと言った所だろう。
杉目明は四兄弟で唯一の男子。1年。容姿は姉の天と同じだが、よく見ると天よりも胸が大きいようだ。性格は不明だが、意外と観察力がある。だが俺をお兄様とは呼ばないでくれ。
杉目昭。四兄弟の三人目で、まとめ役のようだが勘違いをして話が変な方向に向かいそうである。天、明と合わせての三つ子で、天とは一卵性の姉妹らしい。1年。誕生日は1993年4月2日で、天と明も同じ日。容姿は天と同じだが、胸は兄弟の中で一番大きいようだ。
杉目晴。同じく1年。四兄弟の一番下。体が弱く病気がちだが、責任感が強い。入学式には出なかったようだ。四兄弟の中では一番普通の女の子らしい。黄色のパジャマを着ていた。誕生日は天たちよりも一年遅い1994年4月1日の早産まれで、俺たちと同学年だ。容姿は上記三人とほぼ同じ。聞き役で内向的か。
瀬賀井妹子、1年7組、出席番号16番。杉目天の友達のようだ。友達が多そう。性格はフレンドリーで、外向的。髪は少し癖のついた茶髪のセミロング。
城ヶ崎浜三日月子、同じく1年7組、出席番号は13番。胸の辺りまで伸びる金髪が象徴的。性格はツン。デレは未確認。俺、こと東条都靄ファンクラブ会長を務めているらしい。明と同じように、都靄様、と様付けで呼ぶのは止めてほしい。
桜岡桜、3年生。昨年度の文化祭におけるミス☆☆高校コンテストで見事一位に輝いた美女。
向ヶ丘雉唯、3年生。桜岡桜ファンクラブ会長。
斉藤尊、2年生。現生徒会副会長。次期生徒会長候補。
麻木椎奈、2年生。斉藤尊ファンクラブ会長。
峰岸聲馨、2年生。男。
円谷瞳、2年生。峰岸聲馨ファンクラブ会長。
伊藤静、1年生。杉目四兄弟ファンクラブ会長。
福勢翡翠、1年7組担任。男。黒くて長い前髪が雰囲気を暗くしている。単調な口調が特徴。担当教科は英語。ちなみに今朝の席順は適当に決めたようで、投げ遣りな部分がありそうだ。
なんだか胸の大きさが何かの基準になっていた部分があった気もしたが、気にしないことにする。
今日はこれ位でもう寝て、明日は早く学校に行くことにした。
これから人がどんどん出てくると思いますので、時々こうしてまとめたいと思います。
小説中にて分かり難い部分がありましたら教えていただけるとありがたいです。もちろん、感想等もとても蟻が鯛です。
これからも本作を楽しめるよう、精進してまいります。




