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いきなりの死

誤字脱字等があればコメントしていただけると嬉しいです!また、語彙力やら文章力やら、何一つ十分でない私ですが、ぜひ楽しんでください!

俺はその日、大好きな彼女に送る誕生日プレゼントを抱え、ウキウキ気分で夜の町を歩いていた。

彼女とは付き合ってまだ一年も経っていなかったので、その日は二人で迎える最初の誕生日だった。

貧乏な身でありながら、少しでも彼女にはいい思いをさせてあげたいと思い、学生の頃必死で貯めた金を全部使って大きな猫のぬいぐるみを買った。まだ彼女にはこのことを知らせていないので、俺は人生で初めて彼女にサブライズをすることになる。

彼女とは現在同棲しており、彼女は今も俺の帰りを待っている。

喜ぶかなーなどと思って歩いていると、前から歩いてくる人影が見えた。

全身真っ黒で、マスクに帽子。見るからに怪しい格好で、なんだか足取りもふらついている。最初は暗くてよく見えなかったが、手に何かキラリと光るものを持っていた。

「…包丁!?」

思わず声がでてしまった。

本能が逃げろと叫んでいる。でも体が動かない。

気付いた時にはもうその人影は俺のすぐ目の前までやって来ていた。

「…そのぬいぐるみがそんなに大事?」

そう声が聞こえると、その人影は俺の腹を刺して去っていった。

傷口から血が溢れ出す。気付くと俺は、ぬいぐるみを抱きしめていた。

せっかくのプレゼントが汚れて…。あいつ、許してくれるかな?

「帰らないと…あいつが待ってる…」

なんとか立ち上がろうとするが、力が入らない。

「あかり…」

最期に一言だけそう言い残して、俺は死の淵へと落ちて行った。

次回から本編です。ぜひご覧ください!ありがとうございました!

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