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現代社会においての親子関係

作者: 中村 舜

コレを見聞きしている貴方は母親や父親の気持ちを考えた事がありますか?そして母親や父親の背中に何かを感じた事はありますか?現代の日本では親子の絆が薄くなりかけつつあると私は考察しております。しかし、かく言う私も親の気持ちなんて考えた事も、親の背中に何かを感じようとした事もありませんでした。

しかしながら、私にもソレ等の事柄を考えさせられる出来事がついこの前ありました。それは母が入院したことです。私の家は父は仕事が忙しく、ほとんど帰ってこないが故に私は否応なしに一人暮らし状態を強いられました。最初は母親が心配であると同時に、心のどこかで喜んでいた節があったのですが、いざ親が居なくなると、掃除・洗濯・料理とするべき事が余りにも多く私は「いつもこんなに大変な事をしてもらっていたのか…」と初めて家事の大切さ、大変さを認識させられました。そしてなにより、寂しくなりました。何故なら、いつもは家に帰ると「おかえり」と言ってくれる唯一の人が居なくなり、玄関を開けると静寂のみが鎮座していて、リビングに居ても「今日はどうだった?」「ちゃんと勉強してるの?」等と言う正直鬱陶しい質問もなく、テレビの音だけが虚しく響いているだけだったからです。あんなに鬱陶しかった質問等が無くなるのは本来嬉しいはずなのに…全然嬉しく無く、むしろ寂しく、そして悲しかったのです。そこで私は気付きました。いつも親が口を酸っぱくし、色々言ってくるのは我が子への〈愛〉故なのではないか?と。だとすれば私の態度はとんでもなく軽率で侮辱的な態度であったのではなかろうか?親は必ず何かしらのアクシデントが無い限り先に死んでしまう。ならばその後に私を正しい道へ導く人は居るのだろうか?そう考えると気が付けば頬に涙が川の様に流れ出していました。

これらの出来事を踏まえ、私は貴方達に伝えたい。貴方達も恐らく、親から耳にタコができるほど口うるさく何かを言われて居ると思いますが、ソレは〈愛〉故なのでは?と考え、自問自答を繰り返してみてください。そして自ずと答えを導き出したその時、親との接し方を考え、どこの国を練り歩いても決して見つからない唯一にして至極最高の〈親子愛〉を大切にしてください。

私の思った事を我武者羅に、遮二無二に書き殴った物なので、「ここは訂正した方がよいのでは?」や「ここはこういう表現がよいのでは?」等と思う事があれば遠慮なく申し立てて下さいm(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[良い点] 実体験を通じて、とても良い気付きをされたと思います。 その気付きを他者への啓発にしていることも、大変に良いことだと思います。 [一言] 偉そうな感想を書きましたが、きっと作者さんのご両親よ…
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