プロローグ
わくわくする物語が書ければと思います。よろしくお願いします。
人生の転機とは、いつも突然だ。
たとえそれが悪い方向であろうと、いい方向であろうと。
「……ッ! まだ息があるぞ!」
「急いで治癒を! 絶対死なせるな!」
崩壊した村の一角でそんな声が響く。
倒壊した家屋。燃えた家々。
大勢の人が忙しなく動く中、助け出された少年は薄れゆく意識の中で思う。
このまま死んだ方が楽なのではと。
家族は目の前で喰われ、友達は引き裂かれ、村もない。例え生き残ってもこの先どう生きればいいのか分からない。先の見えない不安を感じながら生きるより、今ここで死んだ方が良いのではと。
少年の全身の怪我は酷く、喉にも引っ掻かれたこのような傷があり出血が酷い。
助かる可能性は低いだろう。
幼いながらも理解している。
やがて少年は意識を手放し、深い眠りへつく。
「大丈夫だ。絶対に助かるからな!」
この時の少年は考えもしなかっただろう。
これから自分がとてつもない偉業を成し遂げようとは。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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定期的に更新予定なので、次も見ていただけたらと思います。
では。