第7話【魔王】
ドォォォォン!!!と何かが飛来し辺り一面に広がっていた、
草原だった地面に大穴が空いた。
っ!?と優嘛と冬馬は恐怖し畏怖した。
なぜ?理由は分からない。
なぜなら、この世界でその存在を見るのは初めてだから。
しかし、本能が訴えていた。
"こいつは、魔王だ!"
「あんたが魔王……なのか?」
「あぁそうだ。人類からは、魔王と呼ばれている。」
髪色は白髪で目の色は水色で服装は白を基調とした、
日本の侍や武士のような服を着ている袴の色は黒で、
少し女性よりの顔立ちをしている。
名前は黒井新夜。1793歳という人間からするととても長寿な魔族の男だ。
「なんで、、、魔王がここに?」
「なんで?そりゃあ転生者が邪魔だから。」
そうして———
ドォォォォン!!!と打撃音のような音が鳴る。しかし、
「固有能力発動!現実遡行!」
といい攻撃をギリギリで避ける。
すると魔王・新夜は固有能力を発動した。
「固有能力発動<破滅新生>」
そう言うと空間が破滅した。
新夜の固有能力<破滅新生>には第二権能まであり、
今のは第一権能・破滅支配である。
「ふぅん避けれるんだ。今の」
そして、優嘛が神刀〔壊慄〕で自殺した。
すると優嘛の人格が変わった。
「ほほう、我を解放したのか」
「お前は、誰だ?」
「我か?我は閻魔なり。この体の人格…優嘛の意思で、
人格を召喚されたという感じじゃのう」
「・・・誰かと思えば、先代の魔王にビビりちらして、
他の世界に逃げたやつじゃねぇかよ」
そう、優嘛は自身の死を代償に【黒殺閻魔】を発動した。
そうして地獄の門番【閻魔大王】vs現代の魔王【黒井新夜】が始まった———
はぁ、と新夜がため息をつく、なぜなら閻魔が想像以上に強かったから。
自身の最大の攻撃は簡単に無効化される。
向こうの攻撃はギリギリでしか避けられない。
破滅新生もあまり効果がない。
手詰まりだった。しかし、閻魔はまだまだ手を抜いている。
「話がちげぇ!先代から逃げたんじゃなかったのかよ!!」
圧倒的な実力の差なので魔王は破滅新生の第二権能・新生支配により、
自身の強さを作った。そうして、実力の差は逆転した。
そして、魔王の勝利だった———
勝負は一瞬だった閻魔の攻撃を破滅させ、
新生により攻撃を新たに作りだし、閻魔(優嘛)と冬馬を倒してしまったのだ。
しかし、魔王はとどめを刺さずに帰って行った。その理由は、"わからないから"。
どうして?どうやってあんな固有能力の使い方をした?と魔王自身も
わからないからここでとどめを刺さずに1度魔王城に帰り、
一旦考え結論が出た後に閻魔と再戦しようと魔王は考えていた。
魔王vs閻魔というドリームマッチ!実現させてやったぜぇ!




