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10話

 10話





 人間もどりを起こしてしまった幽霊の必殺中の必殺業でその力を持つのは霊界の幹部と言われている。そんな場面に出くわした学生の部屋で。教授は夢でも見ているんじゃないかと興奮していた。そんな教授に「こんなことがあるなんて!!」と、教授の顔を凝視した学生。すると空気に裂け目が出来て「もうしばらくは人間界で生きて見ろ! それから若造! 頼んだぞ!!」と、全身が金色に輝く2メートルはあろうかと言う何者かは消えて行った。教授は「これは夢だ! 夢を見たんだー!! そうとしか考えられん」と、目の前で起こった現実を否定した。だが肩を抱く彼はしっかり受け止める優子が愛おしく暫くはボートしていた。 


 とんでもないものを見た教授は全身を震わせガクガクと靴を履いて部屋から出ると、部屋の真ん中で失神している優子と彼は金色の身体を持つ仏様との約束の重さに彼は身震いしていた。そして静かな時間が流れて行くと日が沈み薄っすらと夜に近づいた頃、目を開けた優子に「人間になれたんだよ…」と、静かに呟いた。すると優子は突然立ち上がってワンピースの裾を左右に「ステキ♪人間の身体って素敵だね~♪」と、歓喜した。すると彼は突然「今夜は寿司だな」と声高に呟いた。この日は初めての食事、何もかもが二人きりに深夜まで色んな話をしてきかせた。そしてベッドの上を片付けて二人で寄り添った。


 そして翌朝、目覚めると世界一の朝を迎えて布団に蹲って眠る優子をそのままに寝室を出た彼は「バイト増やさないとな♪」と、一人ニンマリした。歯磨きと洗顔した彼は部屋に散らばる引っ越し荷物の開梱してリビングを片付けて優子が起きてくるのを待った。そして寝間着代わりの彼のワイシャツを脱ぐ音が聞こえた瞬間、彼は大きな窓のカーテンを開けると太陽の光が「パーッ」と、開いた。そして「おはよーう♪」と、照れながら挨拶をして二人で手を繋ぐと彼と優子は生きていることに感謝して心の中で花火のようにパーッと散った。そんな新しい朝に感謝しつつ服を着ると「大学… 今日はヤスむかなあ~」と、ニッコリした。


 しかしこの部屋、掘り出し物だな~と彼が言うと、でもねえこの部屋の空間には霊界と繋がってるから退屈はしないと思うよ。そうこうして居るうちに部屋の真ん中の空間から交通事故で亡くなった男がヨレヨレで入って来て「ここは何処だあ~」と見回して暫く出て行かずソファーに座ると頭から血を流してその血がソファーにポタポタと滴り落ちていた。だが男が空間の方へ立ち上がるとヘロヘロして怪我した顔で笑って再び空間に消えて行った。すると今度は小さな女の子が身体をバラバラにして入って来て「ここはどこ?」と、小声で呟くと突然泣き出して空間に消えていった。




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