第4話 ウサギの穴にDIVEせよ!!
ヤターーッ!!!
(≧∀≦)
とうとうアリスの心髄的シーンが書けましたっ♪ 全世界のアリスファンの皆さま!
処女作な上にめちゃくちゃなストーリーですが…べあねこ版アリスをご覧頂ければ光栄です!
「ねぇ…どうしたら良いと思う?
ママのお墓の前で、あたしは呟いた。
本当はこんな事、自分で考えなきゃいけないけど…。
お医者さんを紹介して貰うにも誰に聞けばいいか分かんないし…
姉さんの看病だって上手く出来そうにないし…。
「あたしってこんな役立たずだったんだ…」
役に立てない自分が嫌で堪らない。
でも、こうやってママが話し掛けてくれてる気になってないと…不安でどうしようもなくて…。
いつの間にか、ほっぺたが濡れていた。
…ダメだ泣くな!
泣いてる隙があったら、少しでも考えないと。
姉さんを助けないと。
本当はあたしだって聞いた。
あの夜…お医者様がパパに言ってた。
姉さんの病気が治る確率は…ほとんどゼロに近い。
それでも諦めたくない。諦められるワケないよ。
姉さん、後ちょっとで二十歳だよ?
パパはきっと喜ぶよ。セバスチャンもメリッサも…ママもあたしも。
親戚も友達もみんなでお祝いするんだよ?
それで、そのうちスティーブが姉さんにプロポーズして、パパと一緒に実は知ってましたって言って、スティーブをびっくりさせて……。
絶対に、死んだりしないでよ。
一緒にいたいよ。
何だかママの時みたいだね。
あたし…ホントはまだ、ママが恋しいんだ。
だからこうやっていつもママに会いに来てる。
ママが死んだなんて、信じたくない。
姉さんにも死なれたくない。
「あたし…もう…どうしたらいいのか分かんないよぉ……」
「…あぁもう、また遅刻だぁ〜!!」
「だからゼンマイ式なんて古いって言ったのに…。 腕時計にしなよバンチョー」
番長?
……ってなに?
泣きながら顔を上げたら、意味の分からないものが目に映った。
ウサギ…。
かなり身なりが良い…その白ウサギが、なんか…懐中時計を見て大騒ぎしてる。
…それと、何だろ。
子猫?
ウサギと猫は猛スピードでどこかに走っていく。
何あれ……
「…超カワイイっ///!」
その時あたしは思い出した。
あのウサギって…昔ママが言ってたお話に出てくるウサギにそっくりじゃん!
そっか、あれがそうなんだ。
ママの言ってたことは、全部本当だったんだ!
気づけば、あたしは駆けだしていた。
不思議の国。
ママが子供の頃に行った、へんてこな世界。
もしかしたら…そこになら……
姉さんの病気を治す方法があるかもしれない!
「ねえっ!待って!
待ってったらぁ!!」
大声で叫んだら、ウサギと猫はコッチを見てギョッとした。
「ねえバンチョー…どうするの?」
「どうもこうも、お嬢さんに待てと言われているんですよ?
決まってます。
こういう時は…」
そう!そこで待ってて!あたしを不思議の国に連れて行って…
「逃げるっ!
全速力で!!!」
…え?
いやちょっと、何でそこで逃げ?
待ってってば、あぁ猫さんまで走り出してるしてか足早ぇなおいっ
「ちょっ…待っ…
もうっ待ちやがれぇぇぇェェェェエエエッッ!!」
「うわわっ!!??
あの女の子かなり足早いよ!ヤバいよ追いつかれるって!」
「…な、なんか前にもこんな事あったような…?」
もう何が何やら。
あたしは逃げるウサギと猫を追いかける。
ウサギ達が向かっているのは、近くにあった大きな枯れ木の下。
うん、ママもあそこから穴落ちたって言ってた。 でも前に見に来た時には穴なんて無かったのに?
あ、ウサギ達が木の下に着いた。
「掘りますよ!!」
「う、うんっ」
え?
あれ、どっから出てきたのそのスコップ…?
ってか今から穴掘るんだ!?
「わっせ、わっせ…」
あぁ…ヤバいよその掛け声めちゃくちゃ可愛いよぉ〜!!!!
「あ、あった!」
ん?
だいぶ追いついてみたら、ウサギ達の足元に何か見えた。
少し掘り返された地面。 そこから、枯れ木の根っこが覗いてる。
太い根っこと根っこの間に、ドアがある!
え〜、あんな事ママ言ってたっけ?反則だよ地面に隠すなんて!
「早くっ
鍵開けてっ!!」
猫が叫ぶと、白ウサギはポケットから鍵の束を取り出した。
一応鍵掛けてあるんだ。
木の下まで後少し。
なんかウサギ、どの鍵だか分かんなくてパニクってる!!
ヤバい可愛い!
抱き締めたい!
でも子猫の方がもっと抱き締めたいです!
「抱き締めさせてぇ〜〜〜〜!!」
あ、思わず叫んじゃった。子猫がビビってるよ!
えーいもう知るもんかぁぁぁ!!!
「そりゃあっ!」
「ひゃわわっ!?」
やった!
猫捕まえた!
もっふもふだぁ〜!!!
「わわ…えっとあの…」
「友達になって下さいっ」
「え!?
あ、はいよろこんで!」
やったぁ友達になって貰っちゃったよ〜!!
しかもよろこんでだって!もぅ可愛すぎる〜!!
「……あ〜もう…。
捕まっちゃったんですか…?」
不意に、ものすごく不満そうな声がする。
「…え?」
あたしと子猫は、同時にウサギの方を振り向いた。
「まったく…。
そこは私が穴に飛び込んでから貴女が追ってくる場面でしょ…。
先に追いついちゃってどうするんですか…。」
「え…あ…
どうしよーね…?」
予想外の事態だ。
白ウサギからクレームがきたよ。
「何いってんのさ…。
バンチョーが早く鍵開けないからでしょ?」
「うっ!?」
おおっ、子猫が反撃した!
「鍵の区別がつくように名前書くとか印つけるとかするように前から言ってるでしょ?
だいたい時計だってデジタルにしときゃあまだ止まってるのに気付きやすいってのにいつまでもスタイルにこだわってデカい懐中時計なんか着けちゃってまぁ父さんも嘲笑ってたよそこには」
「…失礼しましたお嬢さん……ほんとスイマセン」
勝った!?
子猫くん強いっ!
「…ほらもういいよ。
急がなきゃ!
女王に首穫られるよ?」
「うわっ!
そうだった大変だぁ!」
ウサギはまた大慌てしながら、木の幹についたドアに、錆び付いた鍵を一本突き立てた。
カチャリ
ドアが開いた。
…中は真っ暗だ。ママ、ホントにこんなトコに飛び込んだの?
「さぁ、皆さんも早くっ」
息を弾ませながら、白ウサギは穴の中へ飛び込んだ。
「お姉さん、いこっ」
「えっ?
あっ!アタシも?」
子猫くんに言われて、あたしは思わず後込みする。 通り抜けられない大きさじゃないよ、服も汚れないだろうし。
でも…暗いなぁ。
「来ないの?」
「あ…いや…」
「…どうせついて来るつもりだったんでしょ?」
うっ…
ズバリと言い当てられてた。
「ねぇいこ?
大丈夫だから!」
「う…うん、いく。」
大丈夫だよ、多分。
こんなかわいい猫も一緒だし……理由になってないけど。
穴を覗き込んでみる。
うわ〜深いなぁ、あっでもところどころ灯りがついてるし…
「じゃ、行くよ!」
「えっ?あ、待ってっあっダメっ!!?」
いきなり子猫がエプロンを引っ張る。
もちろんホールインワン。
「きゃあぁあああぁぁぁァァァァァァァァアアアアアッッッ!!!???」
あたしはまっさかさまに墜ちていった。
子猫を一匹、胸に抱いて。 _
感想など有りましたら ぜひぜひ送って下さい!
あんまりキツい評価喰らうと立ち直れなくなるやもですが……;
本格ファンタジーが書けるように頑張ります!!




