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恋愛のリアリティ

作者: 藤代京


 時々、女性が怖いって人いるじゃん。


 そんなこと言ってるからモテないんだとか、女慣れしてないからとか、思っていたけど、どうやらそういうことでもなさそう。


 なんなんだろうと観察しているうちにこれはリアリティが届いてない。


 リアルは一個しかないけど、リアリティは一人一個、個人固有のリアリティがあるじゃん。

 そのリアリティが女性に届いていない。


 ほれ、肌感覚ってぐっとつかめること、直感的に理解できることって怖くないじゃん。

 逆に肌感覚で理解できないものってそれがなんであれ、ありふれたものであっても怖いじゃん。


 だからホラーだとありふれたものの肌感覚をずらしてくるじゃん。


 ずらし方が足りなかったり、ずらしても変な読者が食いついてこられると全然怖くないってことになるんだけどな。


 自分のリアリティがどこまで伸びてどこまでつかめるかという話。



 これ面白いことに異性関係だけでなくコンテンツの好みとか物を買うにも影響しているのよな。


 自分のリアリティが届く範囲、リアリティが焦点を結ぶ周辺には強い興味を示したり激しい購買意欲を見せたりするのに、自分のリアリティの外にあるものに関してはいきなり鈍くなったり渋くなったりするのよな。


 言語化してみると当たり前のことだけど、これが面白いのよな。


 なにか行動する時、ここまでが俺のリアリティだからって意識して行動する人おらんだろ?

 でも意外に自分のリアリティに支配されてるのよ。


 それで言ったら、女性がリアリティの外にあるなら興味ない、知らない、関心ないで済むようなもんだけど、性欲があるせいでリアリティが届かなくても関心が向き続けるのがなかなか辛いとこだよな。


 


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― 新着の感想 ―
[良い点] そういう人はお互いの為、もげたらいいね。 ダメか… ダメか? [気になる点] 全ての思想は自身の写し鏡ですよね。 育ってきた環境や、周囲の人の影響も大きいと思います。
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