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設定資料集 その1

※一部ネタバレや今後の展開次第でちょっと変える部分があることに注意。

――――――――――――――――――――――――


『1章までの登場人物』


人物名:フィー

年齢:1章時点で15歳

性別:男

一人称:俺

所持している魔剣:ゼナ

・今作の主人公にして、ツッコミ気質持ち苦労人。

・生まれ故郷はすでに滅亡した村であり、ドップルン地方の教会にてその他の孤児たちと共に育った。母の死亡は確認されているが、父親は不明。現時点では村の襲撃と共に亡くなったと考えられている。

・母親の形見であるネックレスを常に所持して大切に扱っており、不安な時や心に決めたことがあるときなどに握るの事が癖になっている。

・容姿は赤目の青い髪色のやや幼げな少年。成長すれば整った容姿になるが、ツッコミ気質の苦労人ゆえに年齢よりやや大人びて見られることが多い。若干中二病を患っていた可能性あり。

・魔剣使用時、右腕の肘から先が剣に変化する。実力自体は魔剣を持つことを昔から夢見たこともあってある程度鍛えており、ゼナと毎日手合わせをすることによってどんどん成長している。いつか彼女に勝つことを目標に掲げているのだが、その日が来るのはいつになるのか‥‥‥

・血のつながりのない他の孤児たちと暮らしていたのもあって弟や妹として扱っており、面倒見がいい方だがその苦労は報われにくい。最近ゼナに人気を奪われた。

・魔獣に襲撃された村で唯一生き残った存在と言うのもあって、知る人の中ではちょっとだけ名が挙がる。最近ではゼナの入手によって変わった魔剣を手に入れた人物としての噂も広がるが、同時にツッコミ苦労人という部分で同情されるほど噂が広がっている。



魔剣名:ゼナ

正式名称:WSM-07

一人称:私

所持者:フィー

・魔剣選定の儀式にて、フィーの魔剣としてこの世界に顕現したメイドもとい魔剣。魔剣の姿としては前例がなく、メイド魔剣の名で広がり始めている。

・黒目黒髪のロングスカートのメイド服を着こなす、たわわながらも清楚さを兼ね備えている美女。魔剣というよりメイドと言うべきだが、フィーの手に装備されると人型が消え、自動的に彼の右手の肘から先の剣へと変わるので魔剣であると証明されている‥‥‥らしい。様々な魔剣の性質も持っているようだが、詳細は不明。

・主の意思を残しつつ肉体を操作する能力なども持っているが、人型の状態で戦闘も可能。むしろ個人として動いている方が圧倒的に強く、剣になる意味が無いのではと周囲に思われている。とは言え、魔剣としての能力はまだ未知数な部分もあり、今後に期待。

・主第一至上主義思想。敵は最低でも消滅をモットーだが、加減もきちんと学んでおり、何も消滅だけが徹底的な排除の手段ではないのだという事も学習しつつある。良いのか?

・これでも魔剣なので他者の魔剣と会話が可能だったり、個人で戦闘時に光の柱を生み出して広範囲攻撃する目撃例があるなど、まだまだ謎が多い。変形するなどの情報もある。

・『メイドたるもの~』、『魔剣たるもの~』という言葉を多用するが、ほぼすべてのメイドと魔剣からは絶対に何かを間違えているというツッコミが入る。

・ご主人様であるフィーのためには労力を惜しまず、自主的に問題を潰すために東奔西走することも多い。

・料理や洗濯など家事の面はメイドとして、戦闘の面は魔剣としてそれぞれ補っており、フィーのために一生懸命働く。とはいえ全てが完璧という訳でもなく、まだまだ成長途上なせいか失敗することもしばしある。特にとあるNGワードを彼女が意図的に発言すると文字通り雷が落ちてくる。それを利用した攻撃手段も存在するが、本当に必要な時以外使用しない。

・また、大抵のものは大丈夫だが、メイドとしての誇りがあるせいなのか『メイドとして働くことを休め』などの暇を出される命令を実は恐れている。自身の存在意義に魔剣としてのものもあるはずだが、メイドとしての割合が多い。

・なお、下着からメイド服に至るまで、密かにどこかに注文した特注品となっており、斬撃や熱などに強い素材で出来ている。その事に気が付く者はあまりおらず、謎が多い。注文手段は分からないが、気が付いたら彼女はいつの間にか手にしているので、状況によっては助かる可能性も秘めている。



人物名;「オー」「サー」「ンズゥ」、まとめてオッサンズ。

・フィーの命の恩人と言うべきか、見つけて教会へ届けた父親代わりのような存在でもある騎士たち。

・とある村の中で、女神像に守られた形で生きていたフィーを拾い、近くにいた母と思われる女性から形見のネックレスを取って彼にあげた。

・仲の良い三人組だが、それぞれ独身。結婚どうでもいい、結婚はしたいけど独身でもいい、嫁さん早急に求むとそれぞれ考え方は異なっている。

・田舎の村に勤務している騎士ゆえに左遷にも見えなくもないが、実はそうでもない。辺境の田舎だからこそ手も行き届きにくいので、きちんと守れるような騎士として選ばれていたりする。

・腕前もその分高く、フィーに剣を教えていたりする。そのため基礎が出来ていたようだが、それぞれバラバラの型を持っているので固定されることは無かった。


人物名:院長先生、弟や妹たち

・ドップルン地方にある教会の院長を兼ねている人物と、フィーより幼い孤児たち。

・孤児院も兼ねている教会で、全員が家族のように暮らしているが一人前として働けるようになると時々帰ってくる程度のものになる。とはいえ家族としてのつながりもそれなりに強く、手紙のやり取りなどは欠かしていない。

・ゼナの料理の腕に惚れこんだ弟や妹たちは、出来れば彼女にここに居ついて欲しいと思っていたりする。




『用語』


国名:ドルマリア王国

・ドップルン地方などの様々な地方を領土としている国であり、中心に王都が存在している。魔獣に対抗できる魔剣士を毎年儀式で確保しているが、それでもまだ人手不足な部分もある。

・一応、現在の国王は善政を敷いているが、完全にいきわたっておらず、まだまだ国としての成長の余地が多い。とは言え今年はゼナが出てきたこともあって、変化が起きる可能性が大きい。



「魔剣」

・この世界において、魔獣と呼ばれる存在を確実に葬ることが出来る存在。

・魔剣選定の儀式によって魔剣が生み出されるが、入手できる確率はやや低め。

・魔剣が意志を持つ可能性は色々と存在していたようで、ゼナという魔剣の存在によって可能性から確定事項へ変わった。

・魔剣そのものは所有者以外に扱うことができないようになっており、他人が持っても切断力を失い、剣としての能力自体を失うとされる。

・何故、魔獣は魔剣の手によって確殺できるのかという事は不明とされており、ゼナの存在によって研究が進む可能性もあるが、彼女が語ってくれるかは不明である。

・また、魔剣には様々な種類が確認されており、下記はその一部である。


属性魔剣型:炎や水など、様々な事象を自ら放出して纏ったり飛ばしたりすることが可能な魔剣。とは言え0から生み出すわけでもない。


不定魔剣型:魔剣と名がつくが、何も魔剣という形で収まっていない魔剣。大斧や槍などの形が存在しており、ゼナもこれに近そうだが別物とされている。


魔装魔剣型:通常形態は剣ではあるが、戦闘時に所有者の身に違う形の武器として発現する魔剣。獣のような姿や魚のような姿になることが確認されており、ゼナもこれに近そうだが別物とされている。


呪いの魔剣型:ある意味名前としては間違っていないような魔剣。力を振るうには代償が必要されるが、その代償が大きければ大きいほど強い力を発揮することが可能となっている。


‥‥‥その他の魔剣は、また後々詳しい説明がある。


「魔獣」

・この世界に時々出現する謎の存在。

・発生理由などは不明だが、共通しているのは生きている者たちすべての敵となっており、死をもたらすために各地で襲撃を行っている。

・唯一魔剣によってその生命を絶つことが可能とされているが、魔剣を持たずとも通常の武器でもある程度足止めが可能となっているものが多い。

・基本的な容姿は存在している生物に近い姿を持っているが、禍々しい気配を身に纏っており、絶命すると世界から存在が消えるため、詳しい解析が進んでいない。

・また、異形のような見た目が多いのだが、同じような異形の存在も確認されており、そちらは魔獣扱いではないので要注意とされる。

・意思疎通の有無ははっきりしないが、死への恐怖などは一応感じ取れるらしい。知能も上下の幅が広く、まだまだ謎が多い。


「魔剣選定の儀式」

・いつ、どこの誰が創り上げ、広めた儀式なのかは分からない。けれども、人に魔剣をもたらすことが可能な儀式であり、各国で年に一度必ず行われている。

・儀式の形としては単純に、描かれた魔法陣の上に血を垂らすことで魔剣が出るか否かの判断が行われ、魔剣を得た者に対して、各国の対応は大体魔剣士にするための学び舎へ運ぶことが共通している。

・年齢に偽りなく確認され、記録されるので年齢のごまかしがきかず、一部の女性陣にとってはそれが唯一の欠点だと批判されている。

その他詳しい話はまた次回。

まだまだ変えようがあるし、今後また変えて出す可能性も。

とりあえず、次回に続く!!



‥‥‥さらっとNGワードに関して出てきたけれども、じゃぁなんでそんな差を設定したのだと、彼女の原点と言うべき存在へツッコミを入れたい。自然と手を加えてしまうのかもしれないけど、そこは自由に言わせてやって…‥‥

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