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詩集「ラニーブドゥブ」  作者: 奏熊ととと
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弁当なんて

朝片付けておいたおもちゃ箱 昨日作り過ぎたから


空箱に詰めておいた お手製ハンバーグ


愛妻弁当ってからかわれたくないから 紫陽花のピンクの花びら方に寄せ開けたんだ


根を食べるって不思議だね きんぴらごぼう


何を固めたのかわからない ハンバーグ


誰が育てたのかい ご飯たち


鶏よ君の卵をいただきに参った 玉子焼き


肉屋のおばちゃんなのに エビフライ


疲れた果てに 気持ちを寄せて


物語の読めない命に口を運んだんだ


宝石箱だよ 膝元のおもちゃ箱は


ブリキじゃないけど 道が詰まっている


さぁ、空にしよう


心ゆくまで

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