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詩集「ラニーブドゥブ」  作者: 奏熊ととと
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切る手首の血脈はHを象る


死にたいほどの崖登る、序章の始まりは手首を見たからだ


血脈はHを象り、真ん中を裂いてくださいと


トゥクトゥク青い血が流れる


では、さっさと裂かずに臆病なケチになりましょう


インデペンデンスのような映画のワンシーンに遭遇したら


今夜の地球も終わりだね


死にたくないがみんなと死にたい


クリスマスプレゼントでも暑中お見舞いでも誕生日でもいいから


世の中が気が狂うほどの絶望を下さい


流れる星に願う僕と 最後まで願いを言えない僕


はっきりしろよ 優柔不断な手首とカッターの間が愛おしい


享年が 身近になるほど 人魚姫

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