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飲み込まれたスイーツ


「うっそ、うそ、マジ?」


昨日の学校帰り、お気に入りの洋菓子店に寄ったら

通常価格450円のプリンが、3個で1200円だった。


賞味期限を確認して、迷わず3個購入。

冷蔵庫の一番上の棚に、見えないように置いた。


今日は授業が3限目からなので、朝はゆっくりできる。

朝食後のデザートに、一ついっちゃおう。


アタシは冷蔵庫のドアを開け、

一番上の棚に手を伸ばす。


「――――ん?」


違和感。


視線を手の先へ移す。


「うっそ、うそ、マジ?」


昨日の夕方には、確かに3個あった。

賞味期限ギリギリで計算した、アタシのプリン。


なのに、なぜか1個しかない。


“どろぼう?!”

いや、プリンだけ盗むヤツはいない。


“空間転移?!”

いや、うちの冷蔵庫は特異点じゃない。


「―――あいつだな」


アタシはスマホでメッセージを打つ。

待つこと3分、返信がきた。


メッセージを送ったアタシが言うのも変だが、

仕事中じゃないの?


―――メッセージ確認。


「3個あったから、ママとわたしで先にもらった。

 美味しかったよ、ありがとう」


―――アタシのスイーツ脳が、崩壊した。


さくらねえ。

19年も姉妹しているのに、

あなたはアタシのことを、まったく理解していない。

みなさん、こんばんは。

ひばりです。


自分の物は名前を書いておく。

大事な物は目と手の届かない場所に隠す。

次は死守します。


次回ep5は、家の外での出来事をお届けします。


「梅雨の匂い」

2026年4月29日(水) に会いましょう。




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