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次に起きたのはお昼だった。
おじいちゃんとおばあちゃんからお年玉を貰い、両親からもお年玉を貰ってから皆でおせち料理を食べてお正月特番を見て明日はいとこたちがうちに遊びに来るから早めに寝る支度をして、年賀状の事は少し落ち着いたら両親に聞いてみよう。
冷たい敷布団が私の眠りを早めてくれた。
朝はとても冷えていて、意外と早く起きてしまった。
おばあちゃんは台所でお雑煮の準備をしていて、おじいちゃんは縁側で新聞を読みながらガラス戸の外を眺めてる。
洋服に着替えて、玄関から外に出て郵便受箱を確認したが年賀状は入ってなかった。
普段はお昼過ぎに郵便が来るので、年賀状が早く来るのは元日だけなんだと分かったので、家に戻り冬休みの宿題をこたつの上に広げてやり始めた。
時間はあっという間に過ぎていて、宿題も9割ほど終わった頃に玄関から賑やかな声がしたので迎えに行った。
叔父さんと叔母さんと4つ下のいとこ、挨拶をしてうちに上がってもらい、両親たちと一緒にお雑煮を食べて、カルタや羽子板で遊んでお正月を満喫して宿題も冬休みが終わる5日前には終わらせて学校に行く準備もしっかりして、新学期を迎えた。