表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワタクシこそがトップに立つのですわー!  作者: MA
本編ですわー

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/783

戦略的撤退ですわー!帰りますわワタクシは……

「薔薇色の人生を掴み取るの……少し……結構違ってきてるけど問題ない……」


 問題ないんですの?

 5人の婚約者の時点で問題しかありませんけど……?

 この公爵派閥とワタクシ個人の派閥が万全にして最強とも言える時にわざわざ援護射撃でもしてくれるんですの……?実は……味方?


「まずは順番として、公爵令嬢の取り巻きのキャスリーンと仲を深めて実行時までにはこちら側につけるわ、コレは必須」


 ワタクシ大敗北してる目算ですわね……どんなプランですの!?純粋に気になりますわ!現状では絶対無理、少なくても情勢的には。

 せめて宰相とお父様が五分五分なら何らかの要素次第ではその道があったかもしれませんけど……宰相にトドメの一撃を第2王子自ら先陣切って打ち込んでる時点で無理ですわー!

 それに、そもそも王太子じゃありませんのよ!?あのバカは!?


「ほか4人の婚約者は最終的には婚約破棄や身を引いてくれるわ、それはどのルートでもそう……第2王子ルートだけなら公爵令嬢は何故か受け入れるけど……ハーレムルートでは立ちふさがるわ。まぁ普通に考えたらそうでしょうけど」


 それはそうだと思いますわー……。

 他の4人はだれなのかしらキャスの婚約者?確かに奪われたところで慰謝料ぶんどって終わりそうですわね。でもそれで寝返る理由になるのかしら不思議ですわー……何を考えてるかもわかりませんわね……。

 なかなか面白くなってきましたわ。


「王太子と婚約者がいないからお助けキャラが居るかちょとわからないわね……側近の女官と婚約者の弟でてくるかしら……王太子婚約者と王太子妃って表記の揺れなにか関係あるのかしら」


 誰かわからないけどアーデルハイドの弟のドゥエインくんかしら……?

 でも側近の女官?王太子の儀のあと王城に引っ越す際に決めるのが普通ですけども……でもアーデルハイドはあの時点では誰も決めてないと言ってたはずですわね……。

 話からしてワタクシと第2王子のことではありませんわ。この娘は何を知ってるのかしら?

 興味深くなってきましたわね。もしかして平民に対しては王家の事情は伏せられてる?さすがに第1王子の逝去に関しては……王都外から来た平民?可能性はありますけど……その程度も知らずにこんな計画立ててるのかしら?


 困りましたわね、領都では平民の振りをして視察・探索・蛮族狩りをしてましたけど

 平和な王都では変装して遊んで……市場調査をしてませんでしたわね。

 隠れ蓑を作ってやるのもいいですけど……わざわざしなくてもいいほど情勢がこっちに傾いてますし……。


「まず近衛騎士団長子息、これは騎士科に通って婚約者の不満を聞くだけでいいわ、後は勝手に婚約者のロリギャルの父親が失脚して婚約破棄。近衛騎士が騎士団の横領を告発して終わりだからそれっぽいこといえばいいわ」


 えっ?マーグですの……?でも婚約者のマルスン家はもう近衛騎士団長でもないし主要ポストすらありませんわ。派閥も全部解体済ですけど……?

 そもそも騎士団は近衛騎士団ほどの予算もないはずですわー……横領する金額もさほどない気がしますわー……事情を知らない?この平民はやはり最初かその意を受けた貴族の使いっ走りかもしれませんわね……流石に同情しますわー。かわいそうかわいそう。


「次は軍務大臣子息、こいつも適当に褒めて慰めれば落ちるわ、こんな簡単で未来の王国が不安なくらいよ。本当に大丈夫かしら?暴力系婚約者とは決闘騒ぎにまでなるけど王国の次期トップ同士が闘うことが危ないと王太子妃と公爵令嬢が仲裁するわ、多分公爵令嬢が仲裁するはず」


 たしかに噂ではそんな感じの男ですわー……たいそう賢くないとか。

 でも多分ですけどアンも悪い気もしますわね。やりそうといえばやりそうですわね。たしかにそんな情勢になったら仲裁するわね……アーデルハイドがいてもやってそうですわね……。


「財務大臣子息、図書館に行って好みの本が被れば勝手に好感度が上がるわ、そしてルートに入れば勝手に婚約破棄に持っていかれるわ。ライバル令嬢が空気よ、なんなら仲良くなるまであるわ……正直いらないけどハーレムルートでは活躍するから仕方がないわ、だいたい失敗するとコイツのルートね」


 えぇ……流石にそれはないと思いますわ……でもベスは趣味が合わないとか行ってましたわね……。

 払うもの払ってくれたら婚約破棄に応じる感じはたしかにありますけど……なんだか情報がチグハグですわね……。

 貴族界隈に詳しいような詳しくないような……そこまで知ってそうなのはベスの人となりを知ってないと無理ですし……。

 使いっ走りにしてはしてるのはおかしいですわね……。やはり宰相?


「司法大臣子息、婚約者がまったく喋らないところを突いて明るい私に勝手に惚れるわ。茶髪の婚約者は小声で声が聞き取れないだけで聞き取る努力もしてないあたりこいつもちょっと嫌ね……どうみても司法大臣は聞き取ってる描写もあるし……婚約破棄に関しては公爵令嬢がでてきて代わりに会話して終わるけど、バチバチでも何でもなく不履行における責任を取るようにと言って終わりよ。後を継いでその下で働くみたいな描写が唯一ないわ……多分あの後莫大な慰謝料払わされ実家から距離置かれてるわね……司法大臣子息がこれじゃそうよね……王太子婚約者もこのルートに入ると会わないわ」


 ジーナは口数は多いんですわー!ただそれを最初から全て聞き取れるのがアーデルハイドくらいだっただけですわ!アーデルハイドがいたらブチ切れそうですわね……。


 それにしても司法大臣と会話してる姿は私でも見たことありませんわ。

 なぜ描写といってるのかしら?ワタクシも多分出てきてるけどジーナがどうでもいいと思ってるから代わり喋っただけのような気もしますわね。

 それにしても大抵の動きはワタクシたちがしそうなところを見るによく調べてますわねー……。

 なかなかやるじゃあありませんの……!


「第2王子は……もう攻略済みよ、でもなんかキャラが大分違うわね……俺様とか言ってるし……普通にルートに入れば王太子妃の仲裁で側室エンドになるのよね。王太子妃も大喜びで公爵令嬢もあっさり受け入れるわ。でもハーレムルートだと卒業式で断罪バトルが始まるわ、見越して王太子妃女官の助け、公爵令嬢取り巻きのキャスリーン寝返り、行方不明になった公爵令嬢取り巻きの平民であるリーゼロッテの把握が必要ね、それに勝てば公爵令嬢が婚約破棄され私が正妻になる」


 元からあんな感じですわー……平民からしたらあれでいいのかしら……たしかにバカ王子に問題がなかったら無難に婚約者をやって側室でも妾でもなんでもすればよかったと思いますわ。

 でも、もう見切りましたわー。いらねぇですわ、あんなの。欲しければくれてやりますわー。

 この平民の言うハーレムルートだと結構追い詰める手数があるのかしら?楽しみですわー!リーゼロッテをワタクシも探しますわー!それにワタクシが婚約破棄される?するんじゃないのかしら?

 アーデルハイドがいること前提の計画だけどどうするのかしらね?でもワタクシなら、そうするくらいはありえるでしょうね


「でも現状第2王子が王太子になるし……ゲームのとおりハーレムルートに入り、私が私が王妃になるのよ」


 それは絶対ムリだと思いますわー!

 仮になったとしたらダメ王妃になりますわよ。

 能力はわかりませんけど政治バランス的には無理ですわ!宰相派は絶対認めませんわー!ワタクシにとっては最高ですけどこれを推進したら派閥が荒れますわね、まぁ苦労するのはお父様ですけど。


 第一、5人の婚約者になったらその後はどうしますの?誰の子かわからないじゃないですの……。

 ただの第2王子なら最悪許されますわ、多分次代でしれっと適当に貰った爵位ごと消えると思いますけど……。

 公爵家の婿入れもしないし本当にただの無駄飯ぐらいになると思いますわ。国費の無駄な浪費ですわー革命ですわー!そのための金づるが4人なのかしら?哀れですわー!

 まぁ現状でも無駄飯ぐらいだから同じ用なものですわね。


 そもそも現状だとワタクシが建国するのが確定してますわ!第2王子の嫁にはなれるかもしれませんけどその未来は元第二王子嫁にしかなりませんわー!

 それにしてもキャスを寝返らせる算段を立てるなんてなかなかやりますわねぇ……策謀家ですわ!他の人間ですらワタクシの友人で父同士の対立という立場的にアンタッチャブルになりつつあるキャスに手を出すのは大したものですわね!どのようにするのかちょっと期待感が勝ってますわ!


 これほどのことをゲーム感覚でやるなんて本当に大したものですわー!正面から叩き潰してあげますわー!一発入れに来るといいですわー!背後の連中共々ぶち倒して差し上げますわー!


 それはそれとして、こんな小屋の中で計画をブツブツ言ってるのクッソ怖いですわ……。

 教育の予定でしたけど戦う気はあるみたいですし……一発目は受けてやるのが礼儀ですわー!だから教育もわからせもいりませんわー!明確な敵なら一発入れてくるまでは静観がいいですわー!第2王子への抱きつきも宣戦布告ではなく気が付かなかっただけですわー!

 この平民の背後を洗うための戦略的撤退ですわー!


「王妃としてバラ色の人生よ!あははははは!」


 怖……帰りますわワタクシは……。


エリー「ワタクシは今、アーデルハイドがブチ切れた時以来の恐怖を感じていますわ」

エリー「だから帰りますわね!アデュー!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ