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ダべる

「ねえ,角谷君.惹かれるって言葉あるじゃない.惹かれると引かれる,同音異義」


 舞島さんはどこか遠く遠くを眺めるように真っすぐ顔を向けていた.隣に座る俺は彼女の眺める景色は予想できるけどそれは脳まで届いていないだろう.違う場所を見ているようだ.


「それがどうかしたのか?」

「人が人に惹かれるとき,その惹かれた力はGMm/r^2で計算できないかしら」

「G,M,mそれにrも分からない.そんなもの計算のしようがない」

「冗談よ.なぜ,そんなにムキに否定するのかしら」


 彼女は,クスッとからかうように俺を笑った.先生がガラガラと扉を開けて教室に闊歩してくる.今日も一日が始まる.ふと,隣の席の舞島を見た.顔を正面に向けて,姿勢よく座っている.こういった切り替えの早さも彼女の特徴なのかもしれない.


 先生が出席をとり始めた.

「角谷」

「はい」



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