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元魔王候補ポメちょは優しいけどキレると危険!  作者: 山下ケイト
ゼロ章 過去
3/22

「死んでるなら返事しろ~」

ゴクゴク(*/◎\*) プハーッ(*ơㅂơ)=3



そりゃ!!( っ'-')╮ 彡ブォン■



(゜ロ゜)オラ(゜ロ゜)オラ(゜ロ゜)オラ(゜ロ゜)オラ(゜ロ゜)オラ(゜ロ゜)オラ(゜ロ゜)オラ(゜ロ゜)オラ(っ'-')╮ !!!



何度海底の石を投げたのだろう


魔力を使って数百を同時に”漆黒”へと撃ち込み続けている


確かに小さくはなっているが…………



「連邦のモビルスーツはバケモノか………!」



いや、モビルスーツじゃないけどね



おわんね~


マヂでおわんね~


……………ん?


物理攻撃を与える→魔法を使う→弱る



「ぶん殴ってみるか!( • ̀ω•́ )✧」


”漆黒”に向かって跳躍するアタシ



………魔王候補の跳躍を舐めるなよ



ほぼ瞬間移動に近いレベルでの加速



漆黒の反応は無い



「2~3回生まれ変わって来いや!ง >д<)ڡ≡)#)Д`;;);、;'.・” 」





シッカリと打ち抜いた


手応えもあった


「………ちょ、え、あの!?何!?」


打ち抜いたアタシの右腕は歪んだ時空へと吸い込まれる




「アナタにしてもらいたい事があります」


はい?


唐突に聴こえた声に答える 


「アナタにしてもらいたい事があります。助けてあげてください」



は?


「助けてあげてください」



は?いや、何を?誰を?


「助けてあげてください」



いや、だから何をどれを誰を!?




そして、アタシの意識は薄れていった




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「クルム様は!?クルム様は見つかったか!」



「いえ、爆発のあった直下にもお姿は…………!」



”漆黒”は消え、太陽の暖かい光が降り注ぐ世界



「クルム様を探せ!何があっても見つけ出すのだ!!あの方が……あの方が”魔王”になって頂かなくては………我らに………希望は…………」






「別にイイじゃない。あんな奴居なくても。変わらないわよ」


邪魔な外套を右手で勢い良く払いながら言う



「なんなら、あんな奴じゃなくて私が統べるわ!( • ̀ω•́ )✧」


そう言ったのは、元メイド長だった   



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



…………寒いなぁ……………


何とか見つけた小さな洞窟というか、タダの凹みというか


そんなとこにはまって頑張ってます!


でも:((; ‘ᾥ’ ;)): サムイ


寒いよぉ~


寒いよぉ~


カタカタカタ(((;゜;Д;゜;)))カタカタカタ



大丈夫!


大丈夫!


大丈夫!


うまい!うまい!うまい!(*´༥`*)モグモグ(*´༥`*)モグモグ 



うま………い…………………





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「おーい( ˙꒳˙ )ノシ)˙꒳˙)ペチペチペチペチ」 




結構な勢いで往復ビンタを喰らっている気がする





「おーい(*'А')ノツ)゜ロ゜)ペチペチ」


うん、間違いなく往復ビンタ喰らってるな



「死んでるなら返事しろ~(*'А')ノツ)゜ロ゜)ペチペチ」


死んでたら返事出来ないだろ(╬⊙_⊙)ガバッ


「あ、生きてた♪良かった♪アタシはミラ♪アナタの名前は?(^^)」


そう言うと、ゆっくりと手を差し出して来た



「アタシは……アタシの名前は…………」



ミカが差し出してくれた手を、掴むアタシ



ここから、始まるのだった

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