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元魔王候補ポメちょは優しいけどキレると危険!  作者: 山下ケイト
1章 冒涜と暴食と潔白
19/22

なんで出て来てんだよ!

「で、なんでお前ら三種族の別の妖精が合体してたワケ?(。´・ω・)?」


土で汚れたスコップを片手にボクは問いかける



すぐそこの掘り返して何か放り込んで埋め直した所がモゾモゾしながら「んーーー!んーーーー!」とか声が聞こえる気がするが気のせいだ



スウ…( ´Д`)y━━━━・~~ハァ…


「…すまないね。まだアタシはよく思い出せないんだよ。確か、族長から何か頼まれてコイツらと協力しろって言われたと思うんだが………」




碧の妖精、冷静が答えた


「ウチが覚えてるのもそんな感じだな。魔王候補を補佐しろ、そんなの」


赤の妖精、情熱が答えたが


補佐してなくね?(;´Д`)


乗っ取ってるやん!(;^ω^)



あれ?でも、なんでクリスカを補佐しろって言われて後見人みたいな事に………?



と、その時埋めてシッカリ踏み固めた所がモコモコと膨らみ出し、ちっちゃい顔が飛び出した


「ぷは!………どーせ窒息プレイするなら、ちゃんと時間をはかりながら温かい手でして欲しいのでs」



「「「もう一回埋まってろ!( ·ω·)┌┛( :⁍ 」 )_」」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




パンパン!


ざくっ!


約1匹を埋め直し、手に付いた土を払う


なんかまだ「んー!んー!」とか声が聞こえてる気がするけど気にしない



「さてと……」

アタシのその声を合図にその場にいる全員が1ヶ所へ視線を向ける


その視線の先にあるのは氷ヅケなのか水晶ヅケなのか焼酎ヅケなのかホワイトリカー&氷砂糖ヅケだか判らないけど、結晶の中でヅケになってるクリスカがいた


結晶の中は水分が多いのだろう


ポコポコと泡が下から上へと踊っている


「……コレをどーするかねぇ………(;´Д`)」



後見人的な扱いになっていたアステア


ソレを分解して元の精霊へと戻してしまったワケなので



「「「「クリスカ出さなきゃならねぇ!((((;゜Д゜))))」」」」



4人の声がハモった



「ってお前!なんで出てきてんだよー!ヽ(#゜Д゜)ノ┌┛)`Д゜)・;'」



このあと、色欲はあえて洞窟の中にぶち込み


出て来られないように封印を施した巨石で穴を塞がれた後、数日間に渡って洞窟の前で行われたあんな事やこんな事、果てはそげな事を見逃したのでした


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