マヂかぁ………ぢゃ、
「登れそうなとこが無いって事は~………(。-`ω´-)」
アソコのでっぱりは掴めるよなぁ……
そっからアッチに飛んで………んでコッチかぁ…………
「んー!!面倒くさいなぁ!ι(`ロ´)ノムキー」
「「「「お前が考えてる登り方、フツーはできねーからな!?ヽ(`Д´#)ノ」」」」
はい、同行者全員から否定されました
「え~?だって他に地形変えずに行く方法なくない?(。´・ω・)?」
と、長老達に聞いてみると
「………いや、ちょっと待て。『地形を変える』事が出来る的な言い方してるけど………いや、まさかな(;^ω^)」
( •́ω•̀)??
アタシは応える
「地形変化ぐらいヨユーでしょ?」
「ヨユーで自然の摂理弄るな!(๑╹ω╹๑ ╬)ぷㄘんっ」
と、メッチャツッコまれた
理不尽だ。
暫く歩きながら崖に向けて魔力を放ち、様子をみるのだった
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「多分この奥。ぢゃ、やるよ?」
魔力の返って来る感じがおかしい部分を見つけたアタシは、そこに穴を開ける為に右手を上に
そして左手を下に伸ばす
「はぁ~~~~………!」
呼吸に合わせ、上下に別れた両手を上から下へ
下から上へとゆっくりと動かしていく
そして両手は∞を描き始め
とてつもない魔力が集まっていくのが分かる
「ちょ!待つのぢゃポメちょ殿!その魔力の集め方……!まさかお主は……北斗し」
「ポーメ!パーンチ!(o`・д・)≡〇 」
ガラガラと崩れる山肌
その先には洞窟があった
「「「「「アンパンチか!ヽ(`Д´#)ノ」」」」」
そんな叫びが洞窟内に響いたのだった
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コツコツ……
もふもふ……
コツコツ……
もふもふ……
洞窟内にはそんな音が無駄にエコーが掛かって響いている
「……そろそろアタシのシッポ放してくれない?(;^ω^)」
そう、フェリルがずっとシッポに掴まっているのだ
「許してほしいのぢゃ~……|qд°`)))ブルブル 暗くて狭い所は苦手なのぢゃ~………|qд°`)))ブルブル」
これが長老でイイのかよ(o´Д`)=зハァ…
洞窟内は周りの石が淡く光っているので何となく奥が見えるようになっている
入り口がシッカリとフタがしてあった為に動物などの気配は無い
「この壁の石、何で光ってるんだろ?(。´・ω・)?」
試しにコンコンと右手で叩いてみると、振動に合わせて光が揺れた
「コレは、魔光石ですな。この山自体からの微量の魔力で光っているのでしょう」
そう応えたのはフウガだ
微量の魔力で光ってる………?
(ΦωΦ+)ホホゥ….
「なら………!」
グッと右手に魔力を込め、壁に流す
一斉に石が輝き出す
そして
「「「「「「目が!目がぁ~!」」」」」」
アタシも含めた全員が天空の城の大佐状態になったのでした
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「1度休憩しよう。3時間くらい歩いているだろ?」
そう言ったのはグルーだ
「そうぢゃの。皆で何か食べよう。何か出来るかの?」
グルーは背負っていた荷物から鍋やナイフを取り出した
「どなたか、火の魔法をお願い出来ますかな?」
………シーン
「…どなたか、火の魔法をお願い出来ますかな?」
………シーン
「どなたか火の魔法をお願い出来ますかな!?(╬⊙д⊙)」
「誰もできねーのかよ!(╬⊙_⊙)」
そう。ここにいるのはオオカミ族
火が恐いのだ
(o´Д`)=зハァ…
「……アタシは出来るけど…………威力がおかしいんだよ(;^ω^)誰がちっちゃい火、出せない?(;´Д`)」
シーン
シーン
「マヂかぁ……………ぢゃ、すんごく弱く火が出せるようにばんがるだよ(;´Д`)」
その数分後、今まで歩って来た洞窟が吹っ飛んで山にデカい穴が出来るのでした