事件の概要
会社名:株式会社みんなのクレジット→スカイキャピタル
貸金業者登録:東京都知事 第31585号
第二種金融商品取扱業者登録:関東財務局長(金商)第2905号
累計応募額:40億円以上
被害額:約31億円
2015年に設立されたみんなのクレジットは、投資家から集めた資金をを借り手企業に融資するソーシャルレンディング事業を営んでいた。
最大14.5%の高利回りやキャッシュバック、万全な担保をアピールすることで40億円を越える資金を集めた。
しかし、2017年に借金返済やグループに資金を流用していたことなど、多数の不正の問題が発覚。
関東財務局や金融庁から行政処分が下され、業務停止命令を受けた。
償還・配当は止まり、約31億円の債権が返済されることなく債権回収会社へ譲渡された。
投資した金は戻ることなく、出資者の損失となった。
だが、全ての被害者が泣き寝入りしたわけではなかった。
愚かにも2000万円を出資した男は仲間を集め、『被害者の会』を立ち上げた。
さらには裁判所に提訴。
虚偽の説明資金を集めて損失を被らせたとして、みんクレに対して損害賠償請求訴訟を行うのだった。
果たして彼らは詐欺師から出資金を取り戻せるのか?