第7話
恒例の言い訳タイムです。
試験期間だったんですよおおおお
仕方ない。で片付けさせてください。
魔術。
それは人知を超えた力を人の体に流れる魔力によって制御し、扱う。
魔力が濃さによって大きさは様々である。
「ミズキちゃん…あなた何者?」
あの、まだなにもしてないんだけど。
な、なにが起きたの?
「な、なにものって、み、ミズキだよ?」
魔力の調整ミスったかなぁ…
メアさんの視線がいたい…
「す…」
…す?
「すごい!すごいよ!素質の塊だわ!」
「は、はあ…?」
そうなのか、素質の塊ね。
たしかにあんな値見せられたら納得するしかないか。
…それから数秒沈黙が続き、その間、僕の脳は死んだかのようになにも考えてなかった。
「はーい。みなさん集合です。」
先生の声が聞こえ、みんなが先生の周りに集まった。
「では、今回の授業はここまで。教室に戻りましょう」
魔術の実習は短いのか。夜にでも町の外で練習するか。
それから、その後この世界の文字や算数を学び、学校が終わった。
「これがこうで…これが…」
僕が熱心に勉強していると
「やあ。」
「ふぁああああ!?!??!?」
急に声をかけてきた謎の男の子。
「だ、だれ?」
「ぼく?ぼくはアンラ。よろしくね。」
その笑顔はぼくの脳裏から離れることは決してなかった。
「よ、よろしく。」
一体、だれなん「んー、一体だれなんだろうって顔してるね」
この子こわっ
「表情で大体なに感じてるかわかるよ。だってさ。」
…
「いっぱい。殺してきたもん。」
「!?」
ガタっ
勢いよく椅子から立ち、その子を見つめた。
周りにはさっきいたはずのみんなが居ない。
「だってだってぇええ転生者はぁぁあぼくだけで十分でしょぉぉおお?だからいっぱああい殺してきたんだああ」
こいつは敵だ。すぐわかる。こんなこと言って味方だったとしても関わりたくない。
「先に教えてあげるね?ぼくに攻撃は効かない。」
なんだって。それじゃあ勝てないじゃないか。
「でも君。かわいいから今回は見逃してあげる。次会うときは容赦しないからね。」
「お前はだれだ!」
…。
「先生ですけど。ミズキさん。今日の宿題は倍です。」
「あれ?」
ぼく、寝てたみたい。
今のは夢?
でも宿題倍は嫌だなあ…初めてなのに…。
それはそうと今のは一体…
短いのも許してください。