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吸血姫になって異世界を私物化!  作者: 塩インク
第1章 新たな世界
6/7

第6話

感染症にかかって投稿遅れました!

僕は生前、(前の世界)で少しだが、異世界転生ものを読んだことがある。

もちろんのこと、ラブコメもだ。

異世界転生もののテンプレと言ったら主人公が最強なことと、ほとんどハーレムというものだ。

しかし、いまの僕はどうだろうか。

異世界転生したはいいものの、性別は反転し、囲んでくるのはほとんどが男。

僕の心は男だっていうのに…

それはいいとしよう。

この状況にラブコメなんてのぞむ人なんているのか?

確かに、今の僕の見た目は、一般的な視覚でいうとかなりかわいいほうだと思う。

しかし、だ。

ここ、小学校だよね?

小学生に恋愛求めるのなんてハードじゃないの?

確かに僕もお年頃の男子の気持ちは女子よりはわかっているつもりだ。

でもおかしいよ。

転校生に聞くことって言ったら、

どこから来たの?

とか…

…転校とかしたことないから一個しか思いつかないけど…


「ねえねえ、放課後って暇?僕のお家に遊びに来ない?」


そっ…そんな質問…高校生でもしないよ…


というわけで、僕の学校生活は断片的かつ、簡潔に。

わかりやすくまとめようと思った。

でも、あまりに情報量がおおい。

しかも、この生活の中で僕の強さは表に出せない。

最強じゃなくていいから、生きやすくしてほしい。


あ、それはそうと、僕は病弱で、毎日学校には来れないっていうことにしたんだ。

なんでかって?


それはね、僕の力を借りたいっていう大人がたっくさんいるらしいから!


え?めんどくさいからだって?失礼だな。それもあるけど事実だよ?


一日目は魔術の授業があったんだけどね、その授業までがすごく長く感じたよ…


時は遡り、自己紹介の後である…



「ミズキちゃん!今日からよろしくね!」

「う、うんよろしく」

「ねえねえ、放課後って暇?僕のお家に遊びに来ない?」

「ご、ごめん今日は忙しいかな…」

「今日学校の中、案内するね!」


な、ながい…

なんとか抜け出さないと…


「はいみなさん!お話は途中ですよ?席に座って静かにしてください!」

先生ないす!

それにしても、小学校時代ってこんなに無法地帯だったっけ…


「今日の授業は魔術についてなので、持ち物を持って魔術実習室Aに集合ですからね、遅れないように来てくださいね」

ま、魔術だと…

確か僕の値は高かったはず…

はやくためしてみたい…

「ミズキさんに説明して、案内してあげてくださいね。」

「「はーい」」

どうやらこの世界での先生の位置もかわらないようだ。

先生最強っ!


「ミズキさん案内するね!わたしメアっていうのよろしくね!」

「よろしく…おねがいします…」

どうしてもなんかはずかしい…

ええいしっかりしろ僕!いまは女の子だ…

「魔術自習室はね、B棟にあるんだ!いま私たちがいるのがA棟で、持ち物は自分が使い易いものなの!」

使い易いもの?どういう意味でなんだ?

「つかいやすいものって?」

「ええっと…魔術は使ったことある?」

「実はなくて…」

「そうなんだ!じゃあ説明するね。魔術っていうのは、人型の生き物が使えるジンチヲコエタチカラ?ってやつなんだよー?テストで丸もらったんだから!」

人智を超えた力か…まためんどくさそうな…

それよりも引っかかったのは、人型の生物ってところだ。魔物でも二足歩行の知恵のあるものは使ってくるんだな…

それもそうだが、何か違和感を感じる…

人型ってところだ。この世界の人間の物差しは自分たちをベースに考えるのか…

考えすぎであろうか…

「・・・ズ・ん・・ミズキちゃん!きいてる?」

「ひゃいっ!」

「きいてなかったでしょ!だから、そのMPを自分で調節して、命令式どうりに発動するんだ!」

「なるほど…」

「じゃあいこ!」

「行くって…どこへ?」

「あったりまえでしょ?実習室よ!」

「あ、うんわかった!」


実習室まで行く間、他愛ない会話をしていて思ったことがある。

魔術を使えるものは全員なのか?クラス全員が?それはおかしいのでは…

考えすぎでなだけであってほしい。 


そして授業が始まった。


今回は炎に関しての魔法らしい。

自分の魔力の調整をして、様々な形にしてみるだそうだ。


「みてて!ミズキちゃん!こうやって練るの!」


どうやらメアちゃんの使う武器は杖のようだ。しかも身長サイズの。

すこしするとメアの周りに炎が舞い始め、メア自身の体を守るようにして炎が生成された。

「どお?すごいでしょ!これできるようになるまで2ヶ月かかったんだから。」

魔術において二ヶ月とは長いのか。参考にしよう。

「じゃあ次はミズキちゃんの番だけど、媒体は何?」

知識に偏りありすぎだろ!

「えっと、わかんない。」

「そっか。じゃあとりあえず探すところからだね!」

そうか。命令式を伝達するためには元になる何かが必要なのか。

「えっとね、よく使ってたとか、思い入れのあるものとかはある?」

何だろうか、よく使っていたもの…

…バスケ?

「ボールかな…」

「わかった取ってくるね!」

そういうとメアはどこかへ行ってしまった。

長い間やっていたものなんてバスケくらいしかない。


しばらくして、メアが球体を持ってきた。

「はい!どうぞ!じゃあやってみて!」

「わ、わかった。」

魔術を使うためにはまず何をするか具体的に考え、命令をだすのが一番だ。

いまは炎。気体を燃焼させる…

そして形状だ。形状は…そうだな…ねことか可愛いんではないだろうか。

「まあ最初はできないと思うけどがんbっt……」

メアはちょっとした自慢をしようとしたが、目の前にいる少女の発するオーラ。つまり魔力がその年頃の少女のものではないことに気づき、何も言えなくなっていた。

「気体を燃焼させる…それにかける魔力量は…200でいいか。試しだし…そして形を生成する…猫…生成を維持するために、その命令式を続けさせる…毎秒500くらいでいいか?それをとりあえず10秒…」

しかし魔法は発動しなかった。

なんではつどうしないんだ?…そうか。気体を燃焼させる範囲と熱の温度の設定が必要なのか…

範囲はちょっと大きめがいいな…それを凝縮して…熱の温度は1400くらいでいいのか?いや、ちょっと強くしようか…2500くらいがいいのかな…それを…

と言っているとメアが豆鉄砲でも食らったのかというような顔をしていたことに気がついた。


「ご、ごめん集中しすぎちゃって…」

「な、なに…いまの…」

「なにって?」

「いまの魔力…そんなの子供の出せる量じゃない…」

え、ナンダッテ?

「ミズキちゃん…あなた何者?」


…まだ魔術使ってないんだけど…

なんか驚かれたんだけど。

やっぱり毎話短いですよね…

頑張ります…

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