第5話
更新めちゃくちゃ遅れてごめんなさい!
これからは毎週更新できると思います
人は欲しいものを手にした時、どんなことを思うだろうか。
例えば、新しいゲーム。あるいは恋人、あるいは命。
人は皆、何を思い、どんなことをして生きていくだろうか。
様々だろう。例えば宇宙飛行士や警察官。
だが、それを必ず成し遂げる力はもともと備わっていたわけではない。
目標を作り、それに向けて一生懸命に努力することで初めてその権利を獲得する。
だが、どうだろうか。
もし仮に、その力以上を有していたなら。
例えるなら、生まれたての赤ん坊が3tトラックを小指で持ち上げるようなものだ。
怖がり、近寄らないであろう。
この世界でのそれはぼくを指す。
万物に勝る力を有し、その使い方を未だ知らない。
でも、滅ぼそうなんておもわないし、むしろ仲良くしたい。
だからぼくは決めた。
このせかいでのぼくはこの力をむやみに使いはしないと。
そうすることでぼくの理想は実g
「ミズキちゃん!きこえてないの?」
「ひゃいっ!きこえてまひゅ」
「「(噛んだ…)」」
「自己紹介!」
そ、そうだった。今ぼくは学校に居たんだった。
それにしても自己紹介か…
「えっと、ミズキです。よくわからないことばっかりなので間違えていたりしたら教えて下さい!」
完璧だろう。
しかし、これだけ大きな学校なのにクラスにはぼくを合わせて8人。
どういうことなんだ?
「じゃあ、ミズキさんの席は…窓側の一番後ろね。」
転校生王道の窓側一番後ろか…
これは、嫌な予感がするな…