鬼の歴史
我が名は邪鬼。鬼である。
我々は元々日本にどこでもいる存在だった。人間ともうまく共存して生きてきた。我々は力が強く、人間など一捻りだったが我々は人間にそんなことはしなかった。
我々が生まれたときから人間と生きてきたのだ。そんな人間を襲うなど我々にはあり得なかった。
しかし、人間は違った。人間よりも力があり、異質な存在である我々を日に日に彼らは恐れていった。
平清盛は鬼狩りを行った。
源頼朝は鬼と親しかった弟の義経を奥州で抹殺した。奥州は我々鬼の故郷といっても過言ではない場所である。
元寇の時には我々鬼を前線に出し、捨て駒として扱った。その際に我々鬼は半分まで減っていた。
南北朝時代はそれぞれの陣営に捕らわれた鬼同士で殺しあいもあった。
応仁の乱では京にいた鬼すべてが殺された。その後も各地の鬼は殺されていった。
そして今。戦国時代、1560年。我々鬼は人間に復讐する。残った同士とともに蝦夷から琉球まですべてに復讐する。
さぁ、待っていろ人間ども!我々鬼の復讐劇を!我々鬼がお前らを殺しにいくその日まで
首を洗って待っていろ!