休日三日目
更新遅くてごめんね。
俺は一週間の休日の大半を無駄にすることが確定した。
昨夜に起こった俺の悲劇は昨日の内に電話をして上司に伝えた。
ろっ骨の骨折による全治1ヶ月の入院。
正確には2週間ほどで一旦もう一度検査して日常生活に支障がなさそうなら帰れるのだが、
残りの休日5日間|(今日を合わせる)絶対安静と言われてしまった。
朝、ナースのお姉さんが食事を運んでくれた。
ナースさんは二交替や三交替なので毎回同じではないだろうがこのお姉さんに毎回担当してほしいと思うほど豊満なお胸の持ち主だった。
料理を運ぶお盆を持つと胸を両手で挟み込む形になりずいぶんとエッチだ。
朝食を食べ終わり、のんびりしていると支部長とネイル先輩がやってきた。
「大丈夫か?」
「なんでも、ランニング中に怪しい男を捕まえようとしたら正義の味方に殺されかけたって?」
支部長は心配そうにネイル先輩は笑い話を話す様に俺の声をかける。
「はい。大丈夫です。 いや~、死を覚悟しましたよ。」
俺はそう言って先輩の話に乗ってこの話題を笑い話か武勇伝にでもしようと思う。
その方が気が楽になるだろうという判断だ。
「それにしても、災難だな。 まぁ、休暇中の事故は自己責任だからなぁ~。 これが仕事中なら特別手当が出て入院費も出るし、特別休暇扱いで休めるんだが・・・」
支部長は残念そうに言いながら俺に入院費と休んでる間は有給を使って貰うしかないと告げる。
ただ、俺の次の配属先|(監視対象のヒーロー)は決まっていないので俺が復帰後に決めてくれるとだけ言っていた。
「まぁ、ブレザーハートの連中にはこれで貸しができたわけだしそこに配属されると思うがどうする?」
支部長はそう言って誰に付くかを聞いてくる。
今回のことを気に「ブレザーハートに近づきたくないというなら別の配属先にしてもいい」とまで言ってくれる。
俺は支部長に「考えておきます」とだけ告げた。
支部長も「そうか。そうだな。今はただ休んで体を治すことが先決だな。」と言ってお見舞いの品に
果物とエロ本を差し出した。
「あの・・・ これは?」
俺の質問にネイル先輩が グッ! と親指を突き出して答える。
どうやらエロ本は先輩からの差し入れらしい。
「私も選んだぞ。」
そう言って支部長もエロ本を差し出す。
「支部長。それはダメですよ。こいつは胸の大きいお姉さん系が好きなんだから」
「ううむ。スレンダーな人もいいと思うぞ?」
先輩がくれた本は巨乳とかお姉さんとかそっち系の本で支部長がくれた物はスレンダーな若い十代の
女の子の本だった。
俺は「こういうのを持ってこられても困ります」と言おうとしたところで先輩と支部長はそそくさと帰っていく。
(は、早い!!)
その速度はまるで競歩の選手の様であった。
病院内で走ってはいけないというルールを守りつつもギリギリを攻める姿勢はやはり悪の組織の人間だからだろうか?
いや、間違いなくエロ本を押し付けるという嫌がらせのための行為だろう。
悪の組織の先輩や上司はこうして後輩や部下を困らせて日々悪の道を進んでいるのだ。
(俺も見習うべきなんだろうか・・・)
俺は窓の外を眺めてそう思った。
エロ本は何とかベッドの中に隠した。
昼食後、俺が暇そうに外の景色を眺めているとなんだか廊下から姦しい声が届いてきた。
声は段々とこちらに近づいてくるのか大きくなっていく。
何だろうと、扉を眺めていると扉が大きく開け放たれて高校生5人が姿を現した。
ブレザーハートの面々だった。
「智坂さん。 大丈夫ですか?」
橙子ちゃんが第一声を上げて俺に詰め寄り様子をうかがう。
「本当にこの度は申し訳ありませんでした。」
扉のすぐそばで黒条さんがお辞儀をする。
「ははは。大丈夫だよ。」
俺はそう言いながら手を振って大事がないことをアピールした。
「ほんと、黒条は反省しろよ。 危うく人違いで殺人を起こすところだったんだからな。」
紫原さんがそう言って黒条さんを追い詰める。
黒条さんは顔を真っ赤にしながら「わかってるわよ!」といって紫原さんを睨んでいる。
「まぁ、無事でないより。」
「本当にね~。 危うく美咲ちゃんが 糞の挽肉 を作ってしまうところやったね。」
そう言って後に続くのはあの時、後ろにいたブレザーハートの残りの二人だった。
俺が彼女たちを見ているとその視線に紫原さんが気づいたのか「ああ」と小さく声を上げた。
それを聞いて黒条さんと橙子さんは俺から離れて二人が見える様にしてくれる。
「初めまして、羽佐間 碧です」
「どうも~。 藍波 麗っていいます。」
「どうも、初めまして。 私の名は智坂 徳といいます。」
碧ちゃんと藍波さんは状況を把握して自己紹介してくれる。
俺もそれに続いて自己紹介をする。
それにしても、五人とも高校の背服を着ているが碧ちゃんは中学生、藍波さんは人妻・・・
いや、藍波さんは大人びた女性に見える。
言いなおした理由? ただ単に言い間違ったからだよ?
決して藍波さんの眼光が恐ろしくなったわけじゃないよ?
悪の組織の構成員が正義の味方とはいえ高々、高校生の眼光に気圧されるだなんてそんなね・・・
俺は誰かに言い訳しながら高校生に怯えている・・・
「いつまで言い訳してるん?」
俺は背筋に冷たい物を感じて顔を上げて藍波さんを見る。
藍波さんは優しい笑顔を浮かべて俺を見ていた。
俺はそれ以上なにかを考えるのをやめて彼女たちを観察する。
碧ちゃん<黒条さん≦橙子ちゃん<<<紫原さん<藍波さん
の順だとだけ言っておこう。
なんの順番かって? それはその・・・・
若い高校生を見て比べるところなんて一つしかないでしょう?
顔は好みが分かれるし、お尻やスタイルは一見しては判らない。
おっとこれ以上は言えないな・・・
俺は藍波さんの眼光を恐れて明確に言わないことにした。
彼女は俺の視線に気づいて胸を張ってにっこりと微笑む。
どうやら俺の鑑定結果に満足した様だ。
「ふう、それで今日はお見舞いに来てくれてありがとう。」
「いえ、そんな!」
「こちらこそ、この度は大変申し訳ありませんでした。」
橙子ちゃんが手を振って否定し、黒条さんがまた頭を下げる。
「いやいや、あれは不幸な事故だよ。」
「そう言っていただけると幸いです。」
俺の言葉に安堵の表情を浮かべて黒条さんは頭を上げる。
「ま、智坂さんもこう言ってくれてるし次からは気をつけなよ美咲。智坂さん体鍛えてるから助かってるけど、本物のストーカーはあんたの一撃で死んでたかもしれないんだから。」
紫原さんは黒条さんの肩に手を置いてそう言った。
「いや、ストーカーの方は死んでも・・・」
「ダメだよ。 正義の味方が人殺しわ。」
「そうね~。 最悪でも ブタのあそこ潰す ぐらいしといた方がいいね。」
黒条さんは相当ストーカーを恨んでいるらしく拳を握りしめてプルプルと震えさせている。
碧ちゃんと藍波さんはそれぞれ黒条さんを説得する様にしているが、なぜだろう。
先程から、藍波さんの発言の一部が怖いんですが・・・
俺は足を布団の下で内股に曲げて股間をガードする態勢を取ってしまう。
「まぁまぁ、その話は今日はいいじゃない。 それよりも、はいこれ」
橙子ちゃんは話を打ち切ってお見舞いの品を渡してくれる。
お見舞いの品は大きな袋に入っていて中身は判らない。
「ありがとう。 後で確認するよ。」
俺は袋を受け取りそのままベッドの下に置く。
貰った品をその場で開けるのは少し躊躇われる性質なのだ。
「あ、リンゴ。 それにメロンもある。」
橙子ちゃんはそう言って先輩と上司が置いて行ったお見舞いの品に眼をやる。
「ああ、会社の上司と先輩がくれたんだよ。 よかったら食べるかい?」
「いいんですか?」
橙子ちゃんは笑顔で聞き返してくる。
「構わないよ。 一人じゃ食べきれないしね。」
「いただきます。」
「何か切る物借りてくるわ。」
「なら、私も行くわ。」
「私も行こう。」
碧ちゃんは果物を物欲しそうに見て、紫原さんはナイフか何かを借りに外に出る。
藍波さん、黒条さんもそれに続く。
「あ、そうだ。待ってる間に袋開けちゃってくださいよ。感想聞きたいです。」
「ん? そうかい。 なら・・・」
俺は橙子ちゃんに促されて袋をベッドの上に出して中身を取り出す。
袋の中にはトレーニング用のジャージとシューズが入っていた。
「ああ、いいのかい? 高いんじゃないの?」
「いえいえ、そんな高価なものじゃありませんよ。」
「安いし、カンパしたからそうでもない。」
二人はそう言って首を縦に振る。
「これからはこれを着て走ることにするよ。」
俺は退院したらこれを着て走ることにした。
「退院直後はあまり無理しないでくださいね。」
「ははは。 大丈夫、いつもほどほどにしか頑張ってないから。」
「・・・」
俺と橙子ちゃんのやり取りを横目で見ながら碧ちゃんは無言で視線だけを送ってくる。
「どうかしたい?」
俺は顔を見つめられるのが恥ずかしくて碧ちゃんに質問を投げかける。
「いえ、お二人は仲がいいなと。」
「え、そう・・・」
ゴス
「やだ。碧ってば何言って! そんなわけないって!」
碧ちゃんの「仲良いね」の一言に動揺したのか橙子ちゃんは力強く否定する。
「ただい・・・」
「あらあら・・・」
「橙子。 何したんだ?」
帰ってきた三人が中の様子を見るとそこにはベッドの上でもだえ苦しむ俺と赤面した橙子ちゃんがいた。
「今、橙子ちゃんが止めを・・・」
碧ちゃんは三人に冷静に現状を報告。
「え?! 碧ちゃん何言って・・・・ あああ!」
橙子ちゃんはそこでようやく俺を見て俺が悶え苦しんでいる姿を確認する。
橙子ちゃん、恥ずかしいのはわかるけど病人にボディーブローはダメだよ。
俺は声を上げることはできなかったが、そう言ってやりたかった。
「ナースコール! ナースコール!!」
橙子ちゃんは大慌てでナースコールを押していた。
その光景に四人は溜息をつきながら俺に申し訳なさそうな顔を向ける。
その後、俺は無事に看護師さんに助けてもらった。
「「「「「いただきます」」」」」
五人はナースセンターからお皿とナイフ、スプーンにフォークを借りてきてお見舞いの品の果物を切ってお皿に取り分けて食事をとる。
俺はというと先程の橙子ちゃんからの一撃から何とか立ち直ったとはいえ食事をとる元気はない。
ただ、見目麗しい彼女たちの食事風景を見るのは心が癒される。
「ほれ、食うか?」
俺が彼女たちを眺めていると紫原さんが突然、リンゴにフォークを刺して差し出してくる。
所謂、「あ~ん」的なものなのだが彼女は全く気にした様子がない。
「あらあら。」
「深歩ちゃん。大胆。」
藍波さんと碧ちゃんが目を輝かせながらこちらを見てくる。
「ちょっとちょっと。深歩何してるのよ!」
橙子ちゃんは紫原さんの行動に制止した。
「え? いや、物欲しそうに見てるから食べたいのかと・・・」
紫原さんは素直に自分の感想を述べる。
特に裏があるわけではないようだ。
「ああ、ごめんよ。皆がおいしそうに食べるからつい見とれてたんだよ。
ほら、一人暮らしをしてるとこういう機会って珍しくってついね。だから、気を遣わなくて大丈夫だよ」
俺の言葉を聞いて紫原さんは差し出したリンゴを下げた。
その顔は少し残念そうに見える。
紫原さんの行為を無下にして、俺は彼女に悪いことをしたかもしれない。
「すみません。なんか私たちだけで味わってしまって・・・ よかったら食べますか?」
そう言いながら黒条さんもなぜかフォークにミカンを突き刺して差し出してくる。
「いやいや、なんで美咲ちゃんもそんなことしてるの?!」
橙子ちゃんは驚きの表情を黒条さんに向ける。
「ほら、私。智坂さんに悪い事をしたし、良くわかりませんが男の人はこういうのを喜ぶんでしょう?」
黒条さんは左手をミカンの下に添えてズイズイと差し出してくる。
「いや、まぁ・・・ 確かにうれしいのですが・・・」
俺は両手で黒条さんに遠慮のポーズを取るのだが彼女はそれでも止まらない。
「ちょっと、やめなよ。 智坂さん困ってるでしょ!」
橙子ちゃんは俺を助けようと黒条さんの服の袖を掴んで待ったをかける。
それを傍から見ていた三人はニヤリと口元に笑顔を作った。
「おにいさん。さぁ、どうぞ。」
「ふふふ。 こっちもおいしいですよ。」
「栄養つけるためにも食べろよ。」
三人は三者三様の言葉を発して俺に詰め寄り「あ~ん」を強要してくる。
「ちょ! なんであんたたちまで!!」
三人は「なんでだろうね」と口元に悪戯っぽい笑顔を浮かべて言った。
俺もそれを見て「ああ、橙子ちゃんの反応を楽しんでるのか」と理解した。
(橙子ちゃんは真面目だからこういう行為を好きでもない、男の人にするのは良くないと思ってるんだろうな。 俺はうれしいけど・・・)
俺は四人からの「あ~ん」攻撃を笑って誤魔化し席を立った。
「一人で大丈夫ですか?」
心配そうに俺を見て橙子ちゃんが上目使いに言う。
一瞬、ドキッ!としてしまったのは多分彼女が美人の部類に入る女の子だからだろう。
「トイレに行くだけだからね。一人で大丈夫だよ。逆について来てもらっても困るしね。」
俺はそう言って一人でトイレへと向かう。
智坂さんがいなくなった後、私達はせめて彼に恩返しをと思い、意見を出し合った。
結局、今できることとしてはベッドのシーツを綺麗に直そうと言うことになった。
布団の上を一旦退けてシーツを敷き直す為に一旦外すとそこには本が置いてあった。
本は裏向きでいろんな電話番号や下着姿の女性の写真が載っていた。
「こ、これは・・・」
「あらあら、やっぱり智坂さんも男ね~。」
「エッチな本」
「不潔です!」
「ま、若い男なら仕方ないって。」
五人はそれぞれの反応を見せながらもお互いの顔を見つめ合いこの状況をそうするか相談する。
「見なかったことにして元通りにするのが一番だろう。」
「それしかないかも・・・」
「ふふふ。 男の子の部屋を掃除した後のお母さんみたいに机の上に置いておいてあげたら?」
深歩の意見に碧が賛成し、麗がとんでもないことを言い出す。
私と美咲は言葉を失い思考を止めてしまう。
「あ、橙子。これ見れば智坂さんの趣味判るかもよ。」
深歩はそう言って一冊のエッチな本を手に取り開いて見始める。
それを興味深そうに美咲と碧、麗が覗き込む。
4人は「ああ・・・」と残念そうな顔を私の胸元に向けてきた。
「ちょ! いったいどこ見てるのよ。」
「いや、だってさ・・・」
深歩はそう言ってエッチな本の表紙をこちらに向けてくる。
表紙のタイトルや見出しには巨乳とかお姉さんとかムチムチエロボディとか書いてあった。
「私や深歩ちゃんの様な子が好みなのかしら。」
麗はそう言って頬に手を当ててこちらを見ながら「困ったわ」という表情をする。
「胸なんて飾りよ! 大きくても肩凝るだけだし!」
美咲が両腕を組んでそっぽを向いてそう言った。
ただ、彼女は自分の胸と深歩や麗の胸をチラチラと見比べている。
「愛に胸は関係ない。」
碧は私に向かってグッ!っと親指を突き立ててくる。
「別に私はそんなんじゃないわよ!」
私は精一杯、みんなの意見を否定する。
そう別に私は彼のことを特別視しているわけではない。
ただ、色々と助けてもらったから感謝しているだけで・・・
「あら? こっちはなんか違うみたいよ?」
そう言って麗はもう一つのエッチな本を手に取って中を見ている。
皆が見るので私もついつい中を覗いてしまう。
もう一つの本にはスレンダーでスタイルの良い女の人達が載っていた。
胸の大きさも私と同じかそれ以下・・・
「これなら私も・・・」
そこまで言いかけてから私は慌てて口を塞いぐ。
ただ、時遅し・・・
それを聞いていた三人がニタニタと怪しい笑みを浮かべてこちらを見ている。
深歩は本の女性と自分の胸を見比べている。
まさか、彼女も・・・
「もう! この話はおしまい! ほら! 早くしないと智坂さん帰ってきちゃうわよ!」
「はいはい、わかったよ。」
「ふふふ」
「忘れてた。」
「そうだ。早く片付けないとね。」
私が皆を急かしてこの話を強引に終わらせると皆はテキパキとシーツを敷き直していく。
シーツが敷き終わると私たちは部屋を後にすることにした。
この場から一刻も早く立ち去りたいと思ったからだ。
というか、あんなの見た後だと顔を合わせずらい。
美咲も深歩も同じ意見の様で私たちはすぐに撤収する。
碧と麗はあまり気にしていないのか「帰りの挨拶はいいの?」と聞いてくる。
私は「あとでメールしとくからいい」と言って立ち去る。
麗と碧、深歩は「メルアド知ってるんだ」と言って笑っていたが気にしない。
帰り道、廊下で智坂さんと擦れ違い、帰りの挨拶を早々に済ませて帰宅した。
俺がトイレから帰る途中、ブレザーハートのみんなが帰るところだった。
なぜか皆、俺を見て顔を少し赤らめながら足早に挨拶を済ませて帰って行った。
特に橙子ちゃんはバイトの時間が近いのかものすごく早歩きだった。
「気を付けてね。」
俺は彼女たちの背中越しにそう声をかける。
藍波さんと碧ちゃん、黒条さんと紫原さんは振り返って手を振ってくれたが橙子ちゃんだけは振り返ることなく足早に帰って行った。
俺は彼女に何かしたのだろうかと考えながら部屋へと戻りベッドに座る。
気のせいか先程より綺麗になっている気がする。
俺は彼女たちの持ってきたお見舞いの品のサイズが少し気になり試しに合わせてみようと思った。
なにせ、彼女たちは俺の服のサイズを知らない。
俺はベッドの上に袋を取り出し中のものを取り出す。
ドサリ
袋の中からはなぜか先輩と上司がくれたエロ本が入っていた。