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SILF 法務局直轄特殊作戦部隊  作者: Dolenon
ブリッツクリーグ事件
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ブリッツクリーグ5

無茶苦茶お久しぶりで無茶苦茶適当ですいません。

SILF ブリッツクリーグ5


 拡声器を手に伸也は銀行強盗犯に告げる。

「あーあー、こちら法務局です。君たちは完全に包囲された。ついでにいうと射殺の許可が出ている。おとなしく投降するならよし、さもなくば死ね」

 伸也の最後通牒に対し銀行強盗犯の一人は銃声で答える。

「……上等」

 既の所で放たれた散弾を紙一重で躱した伸也を見て強盗犯の一人が人差し指を指す。

「あらま、重力系M号犯の登場だな」

 伸弥の目の前にはほんの人間一人分の大きさのクレーターが出来上がっていた。

「殺る気満々って感じだな、報道規制もあと少しで解けるし、そろそろ決めるか」

 伸也は臆することなく右腕を高く上げ、叫ぶ。

「ブリッツ!」

 それと同時に一斉に銃弾が放たれる。涼子の狙った銃弾は散弾銃を手にした銀行強盗犯の眉間を貫き、公子と理恵は素早くSAT隊員と共に突入し、中国製の粗悪な短機関銃を手にした強盗犯二人を素早く射殺、伸也はホルスターから素早くグロックを引きぬいて重力系魔法を使う強盗犯の心臓と眉間に一発づつ撃ち込んだ。

「状況終了、各員次の命令があるまで待機、SATの皆さん、協力ありがとうございました」

 伸也は強盗犯だった亡骸を見下ろしながら淡々と命令を出す。次の瞬間には地面にへたり込んだ。

「はぁー。生きた心地がしない」


 ◇


 その後、報道ではM号の犯罪者がいたという情報は報じられず、普通の銀行強盗犯が射殺されたとして世間にしれわたる。

「あー。今日のいつもどおりの仕事おつかれさんま、ゆっくり休んで後日作戦終了後検討会議を開く。以上」

 SILFの隊舎にある作戦会議室で解散宣言を出したあと、伸也はタブレット端末に表示されている録音のアイコンをタップする。

「音声報告。管理官、本日発生しましたM号犯罪者による銀行強盗の処理を行いました。ここ最近、M号犯罪者の増加傾向が急なのが気になります。こちらは諜報部に情報を集めさせることを提案します。詳しい報告は後日書類を送ります。法務局直轄特殊作戦部隊隊長福本伸也、音声報告を終わります」

 録音停止のアイコンにタップしてから音声ログを送信して、伸也は天井を見上げる。

「あー。疲れた」

銀行強盗篇、これにて終了。

あー、最後のブリッツが言いたいがためにこれを書いたようなものです。

さて、本作はもうわかっているとおもいますが魔法が当たり前の様に存在するもう一つの現代です。

それに対して伸也たちは普通の人間だが、そういった犯罪者に対して断罪を行う特殊部隊です。

もちろん魔法を使う人=犯罪者というわけではない。

この辺りは包丁と同じ存在だと考えています。

次回はまた時間を現在に戻します。

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