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獣人転生 犬獣人は癒しの女神を癒せるか?  作者: 雪
一章 タカンの街

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18話 カジ...カエルスマッシャー

今日から本格的に冒険者活動を始められる!


さっそく依頼を受けにボード前に行くと

「「「おはようございます!リーダー!」」」

「げぇ!」

なんか狩猟班に分担した狼獣人達が全員で待ち構えていた。

周りの冒険者たちの目が厳しい...


「馬鹿っ!各班の班長だけでいいんだよ!!みんなの迷惑だろうが!」

「「申し訳ありません!」」

一斉に頭を下げてきたので、すぐに班長以外を外に出す。

「ふぅ。班長のランクの一個下の依頼を2つ受けて、みんな早く出発しなさい!」

「「了解です!」」

メンバーを行かせて、周りを確認すると、皆おれから目をそらす。

イメージ悪化してないかな?大丈夫かなあ...


黒の群狼がチンピラなら、白の群狼はヤのつく人達だ。

そして、おれはその組長みたいになってる。

もちろん、白の群狼はカタギには手を出さない。


改めてボードを確認すると、採取の依頼がかなり減ってる。

(セロンさんたちはもう出発したみたいだな。おれも頑張るぞー!)


G級の狩猟依頼を2つ受けて、おれは出発した。


おれが向かうのは前回と同じ東の森。

低ランク冒険者向けなので、中級が多い群狼とはかち合わずに済む。


おれはひたすら角ウサギを狩る。

5匹狩ったところで、レベルが10を超えたので、ステータスを確認してみる。

ーーーーー

名前 ユウキ・イトウ

年齢 16

種族 犬獣人

レベル 8→10


状態 健康

体力 A

攻撃 C→C+

魔力 D+→C

防御 B+→A

精神 B+

素早 C−→Ⅽ+


【スキル】

《頑丈》《万能血》《言語理解》《自己鑑定》

《気絶耐性》


【称号】

《転生者》《天界に到達せし者》《G級冒険者》

《群れを率いる者》

ーーーーー


こんなじゃ、まだまだ足りない!

カジルを圧倒的な力で倒して、C級冒険者のカギル以上だと認めさせるには、こんな物ではだめだ。

しかも攻撃スキルが無いおれは、ステータスで圧倒しないと守り勝つ戦いになる。

きっと、カジル戦は群狼に見られる。

見た目が子供のおれは、分かりやすい強さを示さないとリーダーは務まらない。


(あと、守り勝つ戦いは、おれの見た目がアンデットになってしまう。それだけは防がなくては...)


おれはこの日、角ウサギをさらに7匹狩って、レベルを14にして街に帰った。


~翌日~

さらに角ウサギを狩り、レベルを16に、狩猟のランクをF級にした。


~3日目~


角ウサギだけではレベルが上がりにくくなってきたので、今日は森の奥に進み、F級の狩猟依頼を受けた


やって来たのは森の奥の沼地。

「いた...!」

30cmぐらいの黄色と赤のヌメヌメしたカエルがいる。

(ヘルプさん、あのモンスターの情報はある?)

おれはヘルプさんを積極的に頼ることにした。

いつも待機してるらしいしね。


《パラライフロッグ。背中の分泌腺から痺れ毒を分泌。毒は触れるだけで全身が痺れます。沼地で身動きが取れなくなり、窒息死する場合があるため接近戦は危険ですが、主には《万能血》があるため問題ありません。》


(さんきゅー)

万能血があるから背中から殴っても問題なさそうだ。


毒があるから接近戦でやられないと思ってるのか、近づいても逃げない。

「おりゃー!」

ぐちゃっ!

《腹側の皮の無傷を確認。》

よし!


パラライフロッグはお腹の皮を納品する。

アイテム袋や、毒を防ぐ防具に使われ需要も高い。


「おりゃー!」

ぐちゃっ!

「おらおらおらおら!」

ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ.....


き、汚い...


おれはパラライフロッグを20匹ほど潰してまわり、皮をはぎ取る。


レベルは....19!

時間効率がめちゃくちゃいい。しかも角ウサギより持ち運びも楽ちん。


(なんで人気無いんだろう?)

《麻痺が無効でない冒険者は、多くが遠距離から矢で攻撃するため、腹まで矢が貫き皮に傷がつきます。また剥ぎ取りも麻痺毒が邪魔なため、労力に見合いためかと考えられます。これは多くの毒を持つ魔物に共通する問題です。》


たしかに...毒を無効化できないと、うかつに触れないのか。


おれはこの後、さらに50匹ほど潰してギルドに戻った。

潰すよりも、剥ぎ取りに時間がかかる...



「もうパラライフロッグを狩り終えたの!?」

「はい。80匹終わりました。」

「ユウキ君って武器はガントレットよね?」

「ええ。そうですよ。」

「そ、そう。わかったわ。じゃあ、解体場に届けてくれる?」

「いえ、すでにはぎ取ったので買い取って欲しいんですけど...」

はぎ取って、簡単に洗った皮を見せる。


「もう一度聞くけど、ガントレットで潰したのよね?」

「そうですよ?」

「そう、わかったわ。どれも穴も無いし、とても良い品質だわ。今後もお願いしてもいいかしら?」

「いいですよ。」


それからおれは3日間、パラライフロッグを潰し続けた。

今のステータスは、

ーーーーー

名前 ユウキ・イトウ

年齢 16

種族 犬獣人

レベル 10→25


状態 健康

体力 A→S

攻撃 C+→A

魔力 D→B

防御 A→S

精神 B+→A+

素早 Ⅽ+→A


【スキル】

《頑丈》《万能血》《言語理解》《自己鑑定》

《気絶耐性》《拳術 Lv3》


【称号】

《転生者》《天界に到達せし者》《D級冒険者》

《群れを率いる者》《カエルスマッシャー》


ーーーーー


カエルを潰していたら精神力がAを超えていた。

しかも、攻撃系のスキル拳術まで覚えた。


まあ、変な称号は見なかったことにしよう。カエルスマッシャーって!

田舎の小学生じゃないんだから...


明日、カエ...ではなくカジルを叩き潰して、女神像に祈りに行くんだ!

反応などいただけたら幸いです。

誤字脱字、気になる点も遠慮なくどうぞ。

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