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獣人転生  作者: 雪
序章 獣人転生
1/12

プロローグ


「あ、伊藤さん!起きましたか?ご気分はどうですか?」


(あぁいつもお世話になってるナースさん。という事は、またおれは入院してしまったんだな...)


_____


おれは生まれつき身体が弱い。

仕事中、根を詰めて倒れてしまったらしい。

同僚が救急車を呼んでくれたらしいので、お詫びに何か買っておこう。

2日もしっかり寝て、病院食も食べて体調は悪くない。

どうせ流れ作業だし明日には復帰できるだろう。


学生時代から休みがちで、なかなか就職先が見つからず、飛びついた工場勤務だったが思ったよりきつい。


そうして品を探してフラフラ歩いていた時


「ちょっと、あんたッ!! まだ赤ッ!!!!」


ズンッ


横から強い衝撃を受け、視界が回転する


痛った!!!

体が痛い、勝手に涙が出てくる


通行人の悲鳴が聞こえてくるが、血だらけなせいか、誰も助けてはくれない。


次第に痛みの代わりにダルさが襲ってくる。


あ、これはまじでやばいかも。

まだ25だぞ、こんなとこで死んでられるか!


意識が遠のき、周りの音も聞こえなくなって来る


バカバカ!神様のバカ!おたんこなす!デブ、チビ、バカ!

必死で意識をつなぎとめようと、破れかぶれで心の中で神様に罵詈雑言を浴びせ続けていた時


⦅言いすぎじゃろ!!⦆

(?!)


突然頭の中に可愛らしい声が響いた。

びっくりした拍子に、気が抜け一気に意識が遠のいて行く。


(ここまでか...)


⦅え、嘘?待て待てもっと頑張れ!やれば出来る!根性出せ!…これ、われのせい⁈それはマズイのじゃ!

あわわわ…えーっ傷を消して、頑丈な身体! 血液も追加!!...ってこれじゃ人外になっちゃう!!⦆


なんだか頭の中がうるさいが、なんだか癒される声で聞けば聞くほど心が穏やかになる。


⦅待つのじゃーーー!このまま天界に送ったら絶対怒られるのじゃーーー!⦆


こうしておれの人生はいったん幕を閉じた。

はじめての作品です。楽しい作品にしていけるよう頑張ります。


誤字脱字、気になる点など、遠慮なくお申し付けください。

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