アスペルガー先生がナチスに加担していた件。命の選別。

誤字確認してません。読み難かったらごめんなさい。

---

もう今は、アスペルガー症候群との診断名はない様だね。

今は自閉症スペクトラムだったかな。

私の親は自分の子供が少し変わり者だとわかっていても、怒るだけで病気かもなんて思う人でもなかったから、子供の頃に医者にかかっていたらこんな病名も付いたかもって色々考える事あるよね。

大人になった今は自分で医者にかかっているけど症候群とかよりきっちりした病名欲しいよね。で、薬で治るものなら薬で治したいよ。と、先生に言うと怒られた。薬では性格の矯正は無理みたいだよ。人に言わせると甘えてるってことになるんだろうけど、以前より少しはマシになって他人と目を合わせても気持ち悪くならなくなったんだから褒めてくれない？いやあ、マジ学生時代辛かった。専業主婦ありがたい、助かる。

さてさて、話が逸れたけどアスペルガー先生の話。

以前はね、ちょっとだけアスペルガーとの診断名に憧れた事があるよ。アスペルガーと診断された人の中には才能を開花させた有名人がいっぱいいるから、憧れもするよ。

で、自分はアスペルガーですって病名発表して、世間で活動してる人に対して嫉妬をかんじたりもしたよね。もうねえ、世間で活躍できてるだけですっごい事なのに、さらに負荷持ちで頑張ってますってアピールするの辞めて。辛いわ。人生閉じこもっている人間としては辛いし、嫉妬を禁じ得ないわ。

私だけではなく、イラッとした人いるんじゃ無いかな。活躍できてんだからいいじゃん。同じ病気の人の励みになればって言うけど、励みになっているのかよくわかんないのよね。だって、同じ病気でも症状は全く違ったりするわけで、なんで同じ病気でも彼等は活躍できて自分はそうじゃ無いの？あるいは、どうして自分の子供は同じ病名が付けられたのに同じように活躍できないの。ってなって、虐待に走る親もいるかもよ。人間って浅ましいからね。

また話が外れてるよ。ここまで読んでくれている読者さんいるかしら？いたらありがとう。

さて、愚かな人間代表の私だから病気の人の本当の苦しみなんて考えもせずに、病名に憧れたりするわけ。

アスペルガー症候群。私などは当然単純に憧れたわけ。

自分の中に、自分では発見できない才能が眠っているかもって考えるだけで眠れなくなるよね。

計算がとんでもなく苦手で、漢字の覚えも悪く、運動神経が死んでいる私に、どんな才能が眠っているかはとんと不明だけどね。いや、何かしら才能が眠っているのよ…今は開花していないだけ。って、希望湧くでしょ。人間関係の難を帳消しにする位の才能があるのならば、人生の不平等を嘆くのをやめることにするよ。

そのアスペルガー症候群なんだけどその病名がアスペルガー先生の名前から付けられたって知ってた？私はテレビで観て初めて知ったんだよね。

もうね、衝撃で興味深くて面白い番組だったよ。

かの先生はねえ、ナチス党員だったんだって。

ナチス時代、障害を持った人間はヒトラーの理想国家から要らない人間として排除される対象になったんだって。最初は、断種。やがては、その命を奪っていった。

アスペルガー先生は、そんな障害者の子供たちの教育を担っていたんだ。

そして、命の選別もおこなった。

そりゃそうだよね。

障害でも、様々だよ。先生は全員を救いたかったのかも知れないけれど、全ての子供に才能を見出せたわけじゃ無い。あの時代では、出来なかったと言うべきだよね。彼は、自閉症患者の教育に注力した。そして、教育により才能を開花させる可能性がある子供には熱心に教育を施した。そして、教育不能と判断した子供は、別の養護施設に送ったんだ。そこはね、安楽死施設だったんだよ。

まだ2歳や3歳の子供が、教育不能とされて注射を打たれて死んでいった。死因は肺炎ってされたけどね。

その施設では、800人くらいの子供が犠牲になったんだって。

アスペルガー先生は、命の選別をしたんだよね。教育不能は死へ。才能を見せた子供は生に。

彼の罪は裁かれたと思う？

なんと、戦後もちゃっかり生き残っちゃったんだよね。

ねえ、戦争犯罪で裁かれる戦犯って下っ端ばっかなのかな？

シーメンス博士も、ルドルフ、フェスとかはどうなった。生き残ったじゃない。

虚しいよね。生きるのが嫌になるよね。だって、完全私なら下っ端にしかなれないから処刑だよね。その前に社会不適格者で処刑されていたりして。

なんてひどい世界なんだろうね。

まあ、世間に文句だけ垂れて何も生産性のない私に、意見を言える場所を与えてくれる今の時代の日本に生まれてよかったって感謝しようかな。

でね、アスペルガー症候群に憧れていた私だけどやめることにするよ。

皆はどう思っただろうか？