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第1話 熟女ズ登場


 俺ってば、うっかりアラフィフ姉さんに『年を聞いてしまった』のです。


 突然何だって? まあ、聞いてくださいよ!


 話の流れで聞いてしまったのですが、年齢の質問を口にした直後に


 --地雷踏んだーーっ!


 と、メチャクチャ後悔したけど後の祭り。


 【今回学習したこと】

  一回出した言葉は引っ込めることが出来ません。

  自分の言葉に責任を持ちましょう。


 はい。

 皆さん気を付けましょう……


 ええ。

 言ってきやがりましたよ熟女A。


 「……いくつだとおもう?」


 ほら来た!

 めんどくせーーっ!!

 どうでもいいよ!!

 ↑

 でも言えない


「え?わからないなあ……」

 ↑

 すっとぼけ

 

「永遠のハタチ♪」


 ……


 ……


 ……


「あ、はい」

 ↑

 精一杯の反応


 ちなみに目は本気だ。

 冗談を言っている目じゃないぜ。


 自分のことを本気で『永遠のハタチ』だと思ってやがるぜ……


 これは……


『立ち入っちゃイケナイ領域』


 なんだな。うん。

 ↑

 無言で立ち去る


 ちなみに、その女性たちを僕はココロの中でこう呼んでいる。


 『熟女ズ』


 と。


 で、その熟女ズ。


 僕のことを『カツタロー』と呼ぶ。

 俺は克樹だ。名前が変わっているじゃないか。


 と言うか、それ以前に『名前で呼ぶな』


 ……なんて言えないけど。

 ↑

 賢明な判断


 まぁね。


 相手にしないからいいんだけどね。(大人だね)


 まあ流してたんだけど。


 ……流してたんだけれども!


 奴ら最近呼び方変えやがった。

 最近なんて呼ばれてるかと言うと……


『タロー』


 ……


 …………


 ………………


 (・∇・)ハ?


 ……は?

 ↑

 再確認


 短くなってるやん。


 ってかね?


 それよりも。


 名前違うやん。(決定的)


 もはや別人じゃん。


 タローて。


 太郎て。

 ↑

 漢字


 もう何でもアリか。涙


 えぇ……

 そりゃもう楽しい職場すゎょ?ニッコリ(説得力なし)


 おしまい。また次回


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