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【番外編】妖精とクマ  作者: さぁこ/結城敦子
【妖精とクマの日常】
14/16

今日の愛妻弁当(牧田視点)

「社長、昨日、真白ちゃんと喧嘩したんですね」


「なんで分かった!?」


 昼の社長室……というほどでもない仕切られたスペースに冬馬の驚きの声が上がった。

 いや、友よ。

 お前は朝からずっとおかしかったよ。

 もともと優しい質だけど、気持ちが悪いほど親切丁寧な男になっている。

 最愛の妻と喧嘩したのなら、苛立って八つ当たりに走るだろうに、不機嫌さを押し隠すために殊更、その逆の反応を示している。

 部下としては有り難いが、近くにいる俺としては、いい加減、機嫌を直して、ごく普通の穏和な上司に戻って欲しいのだ。

 しかし、言い出すタイミングを見つけ出せず、ついにお昼休み、俺は糸口を見つけた。


「お弁当が卵サンドだから」


「……っう!」


 好き嫌いの分かりにくい男が白状した苦手な食べ物。それが卵サンド。

 真白ちゃん、怒りの表明に、旦那の嫌いなお弁当を作ったようだ。

 

「でも、俺、真白ちゃんの作る卵サンドは大好物だから!」


 強がりを言った冬馬は、一つ手に取って、食べる。

 するとその下にもサンドウィッチが敷き詰められていた。

 うぇ、二段かよ。

 一口サイズとは言え、結構なボリュームだぞ。

 コレステロールのことも考えてあげて!

 俺たちもう三十過ぎてるから。

 そろそろ危ないお年頃だから!


 俺は卵焼きを一口食べた。……甘いな。


「で、何があった新婚さん。

どうせくっだらないことだろうけど、聞いてやるぞ」


 上司だけど、親友であり結婚生活の先輩として声を掛けた。


「くだらないことじゃない。

……離婚されたらどうしよう」


 またかよ。

 新婚早々、何回離婚危機を迎えたら気が済むのか、そして、なぜお前は、何かあるとすぐに離婚という結論に辿り着くのか、俺は理解に苦しむよ。


「真白ちゃんの作るご飯さ、美味しいんだ」


 はぁ?

 深刻そうな顔で語り始めた内容に違和感を覚える。

 それでも、一応、最後まで聞こうと、うんうん、と頷く。


「卯の花とか、大根の葉っぱの炒め物とか、煮物とか。出汁がきいていて、夜遅くに帰ってきた時、真白ちゃんが作り置きしてくれている常備菜と、お味噌汁を温めて、ご飯をしていると、幸せだなぁ、と思うんだ。

 おにぎりも美味しくて、塩加減と握り具合が絶妙なんだよ」


 へいへい、そうですか。

 のろけか!?

 俺はのろけを聞かされているのか?


 漬け物を食べる。……これはしょっぱいな。


「結婚してすぐは、真白ちゃん、俺の帰りが遅くても起きてて待ってくれたんだけど、それはしなくてもいいって言ったから、作っておいてくれるんだ」


 なぜか冬馬は言い訳を始めたが、事の顛末は知っている。

 真白ちゃんが夜中まで起きてるのを、小野寺本邸からも咎められたのだ。

 本人は好きでやっていることなのだが、冬馬の仕事が忙しいこともあり、深夜に帰宅することが多かった。一緒に疲れても仕方がないだろう。

 新妻としては不承不承に、旦那が帰るのを待たず先に寝ることを同意させられたと聞く。

 もっとも、冬馬が早く帰った日の方が夜更かしさせられているとも聞き及んでいますけどね。

 このラブラブ新婚夫婦め。


「その代わり、休みの日は真白ちゃん、張り切ってご飯を用意してくれるんだ」


 いいじゃないか。

 それのどこが喧嘩の原因になるんだ?


「……張り切り過ぎなんだよね」


 順調に卵サンドを片づけながら……やはり苦手らしく、なるべくお弁当の方には目を向けないで食べている冬馬は、苦悩の表情で語り続ける。

 

 俺はハンバーグに手を付けた。………………。


「なんかやたら手の掛かる横文字の料理を作るんだ」


 ああ、よくありがちな新婚さん話じゃないか。

 真白ちゃんはお前に喜んで欲しくて、難しい料理を一所懸命作るんだよ。

 別に黒焦げとか、生焼けとかじゃなく、ちゃんとした料理なんだろう?

 そう言うと、冬馬は頭を抱えた。


「うん、それなりに美味しく作ってくれている。

俺を大事に思ってくれているのも、分かってる。でも、俺は真白ちゃんの作る素朴なご飯が好きなんだ。

なんとか風なんとかかんとかとかじゃなくって!

そういうのって、手が込んでいるから、ずっと台所に籠もる羽目になるんだけど、その間、俺を構ってくれないんだよ。

じゃあ、料理を手伝うよ、って言っても、『冬馬さんは仕事で疲れているから、休んでいて下さい』って断られるんだ。

―――俺は手作りのパイ生地なんか嫌いだ! オニオングラタンスープなんか嫌いだ!

やつらは俺の真白ちゃんを独り占めにするんだ!」


 やっぱり犬も喰わない話かよ。

 こんな狭い社内で、馬鹿みたいな内容のセリフを吐くな。

 俺はいいけど、他の社員たちに聞かれたら士気が下がるぞ。

 午前様の旦那を待つ、待たないでも同じように揉めただろう。

 なんだってそうもバカップル全開なんだよ。


「それで、『君の作るものならなんでも美味しいから、なんでもいいよ』とか言ったんだろう」


「……っう」


 『なんでもいい』は禁句だ。怒られる。


「真白ちゃん、泣いちゃった」


 はぁああああっと、地獄の底のから響くような溜息をついた親友に、自分も心の中で同じくする。


「謝った……よな、お前のことだから」


「勿論! だけど、卵サンドだった……あ!」


「何?」


 冬馬が下段のサンドウィッチに取り掛かろうとお弁当を覗き込んだ瞬間、声を上げた。

 俺も遠目で見た。

 上段のサンドウィッチのと下段のサンドウィッチの間にハムが挟んである。

 それはハートの形に真ん中が抜かれていて、その窓から除く下のサンドウィッチの具材は……。


「ハムと胡瓜のサンドウィッチだ!」


 好き嫌いが分かり難い男が白状した好きな食べ物。それがハムと胡瓜のサンドウィッチ。


 一気に冬馬の気分が上昇したのが分かった。

 卵サンドとハムと胡瓜のサンドウィッチ。

 飴と鞭。

 なかなかどうして、真白ちゃんは策士だ。


「牧田」


 親友が、しみじみと感動したように言った。


「俺の真白ちゃんの可愛さは無限大だなぁ」


「そうですね」


 思わず棒読みになってしまった。

 冬馬はこちらを見て、にやりと笑った。


「それで、お前はなんで小巻ちゃんと喧嘩したんだ?」


「……っう! なぜそれを」


 箸が止まった。

 一見、美味しそうに見える今日の俺のお弁当は、実は、コンビニ弁当だったりする。

 小巻は怒るとお弁当の中身を入れない。

 渡された瞬間に重さで分かるので、コンビニに寄って、お弁当箱に詰め替えてきたのだ。

 だから今日の卵焼きは甘いのだ。俺は甘い卵焼きは嫌いだ。

 けれども、毎日、冬馬と顔を突き合せて食べる訳で……ええ、見栄を張りました。

 気が付かれたか……。


「小巻が、今晩何を食べたい?って聞いて……」


「聞いて?」


「―――なんでもいいって……」


「なんだお前もかよ」


 ちっ、こと家庭の話でこいつにドヤ顔されるとイラつく。

 てか、この習慣やめようよ。

 二人で愛妻弁当広げて毎日食べているからって、小巻がプレッシャーになってるんだけど。

 

 そう言うと、冬馬も「真白ちゃんも小巻さんのお弁当ってどんな感じですか?」ってしきりに気にしてる、と同意した。


「別々に食べるか……」


「そうだな」


 しかし、この取り決めは二日で済し崩し的に無くなった。


 もともと、冬馬という男は他人とご飯を共にするのが苦手らしい。

 朝食を食べながらのミーティングなどの予定を聞くと、顔が曇るし、そういう場所では精彩を欠く。

 おそらく夜中、家で一人でごはんを食べるのを苦にしないのも、それが理由だろう。

 

 俺とは気心が知れているからか、こうやって一緒にお弁当を広げているが、他のスペースで他の社員達と食べるのは嫌だろう。

 だから、俺がその任を請け負ったのだが、仕事の打ち合わせの延長線上で、結局、その場でお弁当になってしまったのだ。


 やることが多くて、むしろ、お弁当食べる時間があるのが奇跡的だよ。

 これは俺が過去の反省から、冬馬によくよく言い聞かせたからである。


 お嫁さんのお弁当は残さず食べる。


 冬馬はしっかり二段のサンドウィッチを食べきった。



 後日。


 俺は真白ちゃんと話す機会を得た。

 小巻と一緒に何かの講座を受けに行った帰り、うちに遊びに来たのだ。

 お土産のケーキと、アイスコーヒーでお茶にする。

 連絡をしたので、その内、冬馬も真白ちゃんを迎えにやってくるだろう。


 その前に、俺は友達の為ではなく仕事として

、受けたばかりの健康診断の際にもらった成人病に関する冊子を真白ちゃんの前に差し出した。

 そして、「バターや油たっぷりの料理よりも、和食の方がいいよ。減塩も忘れずにね」と説得してみた。

 この忙しい中、社長に倒れられたら困る。ただ、その一心である。


 すると真白ちゃんは恥ずかしそうに真実を語った。


「私、節約料理が得意……と言うか、そういうのしか作れなかったんです」


 そうだね、椛島家の財政は健全ではなかった。

 卯の花、とか、大根の葉っぱとか、人参の皮のきんぴらとか。

 目の前の女の子がそういうのが得意なのは分かる。


「結婚して、冬馬さんにはちゃんとした食事を作ってあげないと、小野寺本邸で出てくるみたいなって思って……」


 おう、ベクトルがずれてきたぞ。

 アイスコーヒーを飲みながら、俺は真白ちゃんの迷走する思考を追った。


「それで本を買って作ってみようと思ったんですが、手に入らない材料があったので調べてみたら、百貨店の地下や専門店に行けば取り扱っていると聞いて……」


 そして、真白ちゃんは行った。

 そこで、ピカピカの綺麗な野菜や果物、肉や魚、あらゆるスパイスに出会ってしまった。


 彼女の目が輝いた。


「なんだか楽しくなってしまって!

あれもこれも作りたい!作れるんだ!って」


 なるほど。

 最初は冬馬の為だったけど、だんだん、趣味になっちゃった訳ね。

 こうなってくると、止めろとは言い難い。

 やっと予算のことを気にせず、作りたい料理を作れるようになったのだ、楽しませてあげたいじゃないか。

 これはもう、冬馬にも真白ちゃん以外の趣味を見つけてもらってだな、料理中はそちらで気を紛らわせてもらうしかない。

 小巻の方を見ると、彼女もやれやれと頷いた。


 真白ちゃんは、と言えば、先ほどまで活き活きと語っていた顔が曇っていた。


 「この間、冬馬さんにご飯ことを言われた時、私、調子にのって贅沢しすぎたことを責められたと思ったんです。

冬馬さんのお金を散財しているのが気に入らないんだって。

だけど、冬馬さんがいない日はちゃんと節約しています!」


 だろうね。

 その細い身体はバターや肉では出来ていない。

 野菜とか海藻とかで作られていそうだ。

 もう少し太ってもいいくらいだ。


「ええ!? 真白ちゃんこそ美味しいもの食べなくちゃ!

それ以上やせ細ったら、抱き心地が悪くなって、冬馬くん、ガッカリしちゃうわよ……ねえ、融?」


 自分の腹周りを何となく触りながら、小巻が俺に同意を求めてきた。

 そういう際どい話は女子だけの時にしてくれよ。

 親友の奥さん、しかも、女子高校生時代から知っている女の子……と、まだまだ言えるような子に言い辛い。


「冬馬にも真白ちゃんと同じ食生活が、出来れば相応しいと思うよ。

そっちでも腕を奮う余地はあると思うんだ。

和食も奥が深いよ」


 小巻の質問をやんわり無視してみたけど、怒られなかった。


「すみません……冬馬さんの体に悪いものばかり作っていたなんて……」

 

「あ~、いや、ごめんね。そういうつもりじゃ……」


「あの、気になっていることがあるんです」


 今度は真剣な顔で相談された。


「冬馬さん、夜中に帰ってくることが多いから、自分の分のごはんはいらない、先に寝ててね、って言うじゃないですか?

でも、帰って来て、お腹が空いているのか、私が次の日に食べようと残しておいたおかずやお味噌汁を全部、食べちゃうんです。

それは構わないのですけど、ご飯を三膳くらい食べているみたいなんです。

いくらヘルシーな和食だって、深夜の一時や二時にそんなに食べたら、身体に悪いんじゃないでしょうか?」


 おいおいおいおい、この二人大丈夫か!?

 全然、意思疎通が出来ていない。かみ合ってないぞ。

 冬馬は真白ちゃんが普段食べている料理を勝手に食べていたらしい。

 そのせいで、ますます新妻は自分の分の食料を節約してやせ細り、旦那の血圧と血糖値と腹周りは肥大するという悪循環。


「冬馬くん、新婚に浮かれすぎ」


 それに関しては遠慮なく賛同させてもらうよ。

 俺は夜中の台所で、うきうきしながら冷蔵庫を漁る男の姿を想像した。

 本人は幸せなんだろうが、「うきうき」を外すと、虚しい光景に見える……新婚どころか、停滞期の夫婦みたいだぞ。

   

 しかし、小巻の批判は俺にも向けられた。


「大体、帰りが遅いのがいけないのよ!

普通の勤務時間だったら、夜の時間もあるから、冬馬くんが休みの日に真白ちゃんに固執しなくなるし、ご飯だって正しい時間に食べられるじゃないの。

健康には規則正しい生活が大事なのよ。

忙しい、忙しい、って、大義名分みたいに振りかざさないで!

真白ちゃんも私も新婚なんだからね!」


 こちらも不満が貯まっていたらしい。


「今、手がけている新規店舗三店が無事に開店したら、早く帰れるようになるはずだから……ごめん!勘弁して!

俺だって、早く帰りたいよ。

ゲームの続きもしたいしー」


「ゲーム?」


 また空のお弁当の危機を救ったのは、冬馬だった。


 タイミング良く電話が鳴って、冬馬の来訪を告げた。

 嬉しそうに真白ちゃんと、いちゃいちゃケーキを食べる男に、俺と小巻は食生活の指導をすることになった。


「そんなに珍しい料理を作りたいのなら、俺のいない平日に作れば良かったのに」


「冬馬さんに食べてもらいたいから頑張ってるんです!

自分一人ならなんでもいいですよ」


「俺の真白ちゃんが食べるものは、なんでもよくない!

遠慮しないでちゃんと美味しいの食べて!

そのために稼いでるんだから。

美味しい物を食べて、綺麗な服を着て……」


「そんなの、冬馬さんが見てくれないと意味ないです!」


 またもやバカップルの離婚危機に俺と小巻は顔を見合わせる。

 この夫婦、まとめて面倒くさい。

 

「融……とにかく残業をなんとかしなさい。

この二人は互いに飢えてるのよ」


 小巻の厳命に、俺は頷いた。


 


 仕事を見直した結果、冬馬にかかる比重が大きいことが分かった。

 責任感がある。

 それは長所ではあるが、そのせいで、全てを背負い込み過ぎていたのだ。

 小野寺出版は、すでに出来上がった組織であり、責任の所在の割り振りも決まっていた。そこに敢えて割り込むほど冬馬は愚かではなかった。

 しかし、新しい会社を立ち上げるのにあたり、その責任感が仇となったようだ。

 下手するとワンマンになる。

 部下への信頼感がない、とも取られかねない。

 そして、帰りが遅くなる。

 お嫁さんの機嫌が悪くなり、こちらの健康は損なわれる。

 いいこと、無いですよ。

 

 今回の一見、くだらないような騒動で、会社と家庭の危機を事前に回避出来たようだ。

 

 よきかな、よきかな。

 

 後は真白ちゃんに、ご飯は少な目に炊いて、冬馬に余分を残さないようにしてもらえばいい。


 俺ってホント、仕事が出来て、友達想いの男だな。





 今日もお昼はやってくる。

 お弁当箱を開けた冬馬が一瞬、怯み、蓋を閉めた。

 続けて俺も。


 沈黙の中、社員がおずおずと顔を出した。


「あの、良かったらこちらで、みんなでお昼にしませんか?

その、親睦を深めようってことに……」


 どうやら会社組織の見直しは、良い方向に進んだようだ。 


 社員が途中で口を噤んだのは社長の顔が凶悪になったからだろう。

 同情はするけどよりにもよって今日じゃなくても……。



 この間、真白ちゃんと小巻が連れ立って行った講座とは、どうやらキャラ弁の教室だったらしい。


 冬馬のお弁当箱の中には、炊き込みご飯で出来た不細工なクマと、それより小さめの白米で作られた可愛い?と疑問符が付く猫が、歪なハート形の人参や、火星人みたいなタコさんウィンナーなどのファンタジーなおかずに取り囲まれていた。

 真白ちゃん……味はともかく、造形的センスはあんまり無いんだな。

 逆に小巻はやたらクオリティ高く仕上げてきた。

 俺が好きなゲームのキャラの弁当だ。

 

 やめて……お願い……。


 これが嫌がらせではなく、純粋な愛情からの仕業なのがますます辛い。

 受け止められない俺の心の狭さが辛い。


 冬馬は、と見ると、しばしお弁当の蓋を見つめると、「そうだな、一緒に食べるか」と言った。


 本気か!?

 

 どうやらこの愛妻弁当を見せびらかしたくなったらしい。

 人とご飯食べるの苦手なくせに、そんなに可愛い嫁さんに愛されてる自慢がしたいのか!?

 言っておくけど、そのお弁当、結構、微妙な出来だからな!


 ええい、ままよ!


 俺も参戦してやる。

 俺たち二人を誘ったこと、後悔するなよ。


 すでに冬馬のお弁当を見て、歓声を上げてある集団の中に、乗り込んだ。

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