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グングンノビール

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

――深夜2時。

とある男が、ぼんやりテレビを眺めていた。

「……眠れねぇな……」

そのとき。

画面がチカッと光り、妙にテンションの高いBGMが流れた。

\\驚異の実感力!//

\\男の未来を変える!//

\\その名も──『グングンノビール』!!//

「はあ?」

画面には、白衣を着た怪しい博士と、満面の笑みの筋肉俳優が立っていた。

博士「これはね、古代バビル遺跡で発掘された“伸張石”から抽出したナニカなんですよ! 飲んだ瞬間、ビヨーンです!」

筋肉俳優「オレも最初は半信半疑だった。でも、飲んだその日から……自信、ついたっす!」

男「おいおいおい、放送ギリギリだろそれ……」

しかし、妙に気になる。

電話番号がテロップでチカチカ点滅している。

\\今ならもう1本ついてくる!!//

\\お試し5日間で“朝の景色”が変わる!//

男「……気のせいだよな、“あの”意味じゃないよな……?」

気がつけば、電話していた。

数日後、ポストに届いた1本のボトル。

ラベルには大きくこう書いてあった。

『グングンノビール ~新次元の紳士力を君に~』

男はそっとフタを開け、ゴクリと飲んだ。

──その夜、彼は夢を見た。

遥かなる草原を、堂々たる柱になって駆け抜ける自分の姿を。

翌朝。

男は鏡を見て、震えた。

「の、伸びてる……っていうか……いや、これは……違う意味で怖ぇよ!!」

だが、彼は自信を得た。

上司には堂々と反論できた。

気になる店員にも声をかけられた。

何より、姿勢が良くなった(物理的な意味で)。

だが──数日後。

副作用が報告された。

『全身の毛がグングン伸び続ける』『冷蔵庫の野菜も伸びた』

『隣の犬に飲ませたら家が崩壊』『寝返り打ったらテレビが割れた』

そして男も気づいた。

「……これ、下だけじゃなくて……鼻も耳も……全部伸びてる!!!」

街は“ノビール難民”で溢れた。

伸びきった人々が電柱に絡まり、

SNSには「#ノビールやばい」のタグが大量発生した。

最終的に、国が販売を禁止。

“グングンノビール”は、都市伝説となった。

……ただ、夜な夜な言う者がいる。

「やっぱ……あれ、すげぇわ」

「冷蔵庫の奥に一本、まだある」

「グングン……きた……」

──そのボトル、今もどこかの深夜通販でひっそりと売られているという。

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