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ひな壇ロワイヤル

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

三月三日、午前三時

人間が眠りについたころ

ひな壇の最上段で、二つの目が光る

おびな

めひな

現王者

だが――

ドドドドドドド!!

三段目、五人囃子が勝手に戦闘開始ドラム

「今年こそ!」

二段目・三人官女が一斉に立ち上がる

「座は二人だけ? そんなの不公平!」

四段目、右大臣と左大臣が同時に踏み出す

「年功序列を忘れるな」

最下段、雛道具の段

箪笥、鏡台、牛車、長持ち

ガタガタガタガタ

「武装起動」

嫁入り道具が完全武装

ひな壇、即・戦場


開戦

三人官女、連携

【給仕三段コンボ】

しゃもじ・徳利・湯のみの三連撃

おびな、扇子で受け流す

めひな、桃花弾幕

五人囃子、音波爆発

【雅楽デスビート】

キィィィィィン!!

屏風三枚目、粉砕

「今年もう予算オーバー!」

右大臣が杖を振る

【説教連打】

「礼儀!秩序!格式!」

精神ダメージ

だが左大臣が突進

【重量級・壇上クラッシュ】

ドゴォォォン!!

ひな壇三段目まで崩落

雛道具の牛車が暴走

「王座は広い者が勝つ!」

長持ちが開いて大量の小物が噴射

「これ全部武器なの!?」

五人囃子が状況を説明する

「現在、最上段が物理的に足りません!」

三人官女が叫ぶ

「じゃあ増やせばいい!」

座布団積み上げ

最上段、拡張

全員一斉ダッシュ


超乱戦

おびな、引きずり下ろされる

めひな、回転

右大臣と左大臣が同時着席

三人官女三人同時に座り込む

五人囃子も乱入

笛吹きながら着席

雛道具の鏡台まで滑り込む

「多い!多い!」

座布団が限界

ミシ…ミシ…

崩壊

全員まとめて転落

ドガァァァン!!

ひな壇完全崩壊

桃の花、舞い散る

金箔が雪のように降る

静寂

そして――

最上段に立っていたのは

全員

ぎゅうぎゅう詰め

誰が王か不明

「もうこれ全員王でよくない?」

三人官女リーダーが言う

右大臣が腕を組む

「民主制か…」

めひなが笑う

「今日は特別ですわ」

おびながうなずく

「たまにはいい」

五人囃子、勝利ファンファーレ

その瞬間

階段の音

母親の足音

全員、静止


母がひな壇の前で立ち止まる

「あれ……?」

数秒、沈黙

そしてもう一度、よく見る

「えっ!? なんで全員いちばん上にいるの!?」

娘が駆け寄る

最上段

おびなも、めひなも

三人官女も、五人囃子も

右大臣も左大臣も

さらには牛車も箪笥も鏡台も

ぎゅうぎゅう詰めで

ひな壇の頂点に集合している

下の段は、からっぽ

完全なる縦社会崩壊

娘が目を輝かせる

「わあ! みんな仲良しなんだね!」

母は戸惑う

「どうやって乗せたの……? 重さ的に無理でしょ……?」

最上段は明らかに物理を超えている

だが――

どこか楽しげ

ぎゅうぎゅうなのに

全員どこか誇らしげ

笑っているようにも見える


おびなが小さく言う

「来年は段を増やすか?」

三人官女が即答する

「いや、全員最上段でしょ」

右大臣がうなずく

「平等とは、詰めることだ」

雛道具の牛車が誇らしげに軋む。

全員、くすくす笑う

なぜなら

座はひとつでも

上に行きたい気持ちはみんな同じ

そして戦いは続く

楽しく

派手に

ぎゅうぎゅうで



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