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番号未定

*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)

なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)

番号という概念がある

順番を決め

区別し

管理するために生まれたもの

生まれた瞬間に与えられ

書類に記され

並べられ

比較される

番号は冷たい

だが正確だ


そして、色にも番号がある

赤や青や灰色は

ただの感覚ではない

数字で呼ばれ

数字で指定され

数字で再現される

色でさえ、番号を持つ

番号は、色だ

赤は情熱

青は冷静

黒は反抗

白は従順

番号を与えられた瞬間

色が決まる


色が決まると

性格が決まる

「君はそういうタイプだね」

その言葉は優しい顔をして

檻になる

少女はまだ、番号を持っていない

いや、持たされているはずなのに

しっくりこない

教室で配られた番号札

胸に貼るシール

だが彼女の色は滲む

赤にもなれず

青にも染まらず

黒になりきれない

透明ではない

濁っている


朝のホーム

鉄が唸る

風が裂ける

耳の奥でギターのようなノイズが走る

鋭く

荒く

不器用に

少女は歩く

アスファルトの上を

靴底が削れる

街のビルは番号の塔だ

上に行くほど明るく

下に行くほど静かになる

誰かが言う

「何番を目指してるの?」

少女は答えない

目指していない

だが、選ばなければならない

犬が吠える

路地裏

鎖を引きちぎろうとする犬

その首にも番号札

少女はその目を見る

暴れたいのか

逃げたいのか

それとも、ただ吠えたいのか

彼女の腕の内側が熱を持つ

見えない刻印

番号はまだ浮かばない

だが空白が痛む

決まっていないことは

自由ではない

決まっていないことは

保留だ


保留は、いつか強制になる

街は待たない

番号未定の者を

ずっとは置いておかない

「早く選べ」

「色を決めろ」

「キャラを立てろ」

ノイズが強くなる

少女は屋上に立つ

鉄風が頬を打つ

街はネオンで光り

すべての色が混ざって

汚れた虹になる

私は何色だ

問いは、叫びになる。

答えは、まだない

だが知っている


いつか、 番号は刻まれる

自分で選ぶか

選ばされるか

その違いだけが

残されている

少女は拳を握る

腕の内側に

かすかな輪郭が浮かび始める

まだ読めない

まだ決まらない


だが、いつか

自分の色を決めなければならない

そのとき

鋭い音が鳴るだろう

鉄を裂くような

不格好な音

番号未定

それは今だけの名だ

風の中

少女はまだ

自分の色を探している

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