11.【初の和カラー】「サマーウェディングのあとで」石江京子著、「貴方を助けるために使う魔法すらも罪なのですか?」四季著、「うなぎの祝言」藤倉楠之著
今回は、3作目に初の和ものバナーが登場。
そちらにてちょっと語りました。
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【バナーNO.30】
「サマーウェディングのあとで」
作者:石江京子さま
https://ncode.syosetu.com/n1017hd/
なろうの仕様都合により、動く素材が入っているのでこちらもご参考に。
《ストーリー》
引っ込み思案で話し下手な佳澄は社会人3年生。大学時代の友人どうしの結婚式二次会に参加する。密かに思いを寄せていた飯塚君とは、運悪く遠い席。だけれども……。
主人公の揺れ動く繊細な心情に共感せずにはいられません。
石江さんの作品には、ご自身のやさしくあたたかいお人柄がにじみ出ていらっしゃいます。ですから何を読んでも優しさに包まれて、心を掴まれて、癒されてしまうんです……! お得意の分野はSF、童話、恋愛と大変幅広いです。
~バナー屋の独り言~
内気な佳澄が新郎新婦や盛り上がる友人たちを眺める様子は、横向きのシルエットで表現。
結婚式だから、花と金縁で華やかに演出。花火は物語に登場するアイテムです。
文字フォントも華やかにとキラキラが入ったものを選びました。
このバナーで一番労力を使ったのは、どこだと思いますか?
なんと「会食する友人たち」。
こういう素材ありそうですよね? ところが全くなくて(-_-;) 今だったら生成AIに頼んじゃえば、あっという間に作ってくれるんですけど、この頃は私まだAIを使用してなかったんですね。
で、仕方ないのでこのシーンは手作り。
オフィスで書類を持って立つ男女の素材(だから礼服じゃなくてシャツ(^▽^;))、肉、パン、ボトル、グラスとあれこれ置いてパーティ感を出しました。なんだかおままごとみたいで配置していて楽しかったです。(♡ >ω< ♡) ちなみに持っている書類を隠すように料理を置かせていただきました(≧▽≦)フッフッフ。
ーここでおまけ。バナー屋の「超」独り言ー
ちなみに、私はAI使用はあくまで限定的にと心がけています。
最近はキャラクターだけはAlに頼むことが多いですが、その他は全部素材を集めて、世界に一つのバナーを作ろうと思ってます! お、なんか、かっこいいこと言っちゃったゼ (/ω\)
【バナーNO.31】
「貴方を助けるために使う魔法すらも罪なのですか?」
作者:四季さま
https://ncode.syosetu.com/n5980ih/
《ストーリー》
婚約破棄あり、がっつりざまぁあり。そして主人公も読者もほっと癒されちゃうアットホームな暮らしぶりも魅力の作品。ホントの幸せって何かがわかる……そんな作品です。
四季様といえば、なろうのレビュアーとしても大活躍! いったい日に何作を読み何作レビューを書いていらっしゃるのだろうかと、眩しい存在です。読者の心にまっすぐ届く優しいレビューは読み心地もよく、クリックさせちゃうんですよね( *´艸`)
~バナー屋の独り言~
この作品に出てくる「魔法」や「生活の魅力」をメインにバナーを作りました。ヒーローとヒロインの距離感も穏やかでしたし、ざまぁもありましたがそれを強く出し過ぎると作品全体の雰囲気が伝わりにくくなってしまうと思いましたので、それらを控えて表現しました。
小物は、作中に出てくるアイテムを使用。魔法は、キラキラ素材を複数使って表現しました。
雫の素材も、かなりいろいろなものがありまして。一粒もあれば、数滴から沢山まで。勿論色も違いますけど、垂れる、飛び散る、流れる等々、形も様々。キラキラ素材や背景に合う雫をかなり探したのを覚えてます。
【バナーNO.32】
「うなぎの祝言」
作者:藤倉楠之さま
https://ncode.syosetu.com/n6778il/
《ストーリー》
よかれと思って勝手に息子の縁談をまとめてしまった藩医の父親。しかし花嫁予定の娘は部屋から出てこなくなるし、息子の子どもを身ごもったという女性が登場。この縁談、ご家老に仲人を頼んでしまっていたから、取り止めできず万事休す! はてさてこの難局をいかなる知恵を用いて乗りきるか?
楠之さんはどんな設定でも書かれる方。この物語は時代劇ですが、イセコイ、童話、現代ホームドラマ等となんでもござれ。特に時代物を書かれる方ってすごいと思う。本当に尊敬します……!
~バナー屋の独り言~
はい、この作品「和」でございます!
和って、独特の色合いだと思うんですよ。
え~、2番目の四季さんのバナーと色が被ってるじゃん、と突っ込んだあなた!
私もそう思う!w
で、で、でもですね、微妙な色の違いにご注目いただきたく。
この色だと、和だなあ~って感じがしませんか?
これを作るときに、和のカラーを紹介するサイトを見に行きました。一度皆さんも検索してみてください。ずらっと並ぶ和の色たち。やっぱり洋モノとはどこか違う……。ちなみに名前もとっても雰囲気あるんです。今回使った紺は「瑠璃紺」、ピンクは「紅藤色」に近い色です。
三色の配色は色サイトをみて決めました。組み合わせで全然日本風にならなくなっちゃうので、そこは慎重に選びました。
さて素材は、もうタイトルからわかりやすくて。うなぎ&花嫁。花嫁はこの感じだと、線だけで表現したほうがよさそう。全体に色が重い色ばかりなので、ご祝儀袋の水引で紅白をいれたら華やぐかなと取り入れました。
一番こだわったのは、より和風にするために紺の「地紋」を入れました。よく着物とかにも入ってますよね~( *´艸`) この地紋、かなり和テイストを盛り上げてくれます……! 必須♡
勿論、文字のフォントも縦字に筆風にして、完成! となりました。
皆さん、気になる作品ありましたか?
れっつ、ちぇけら!!













