狼谷 厭 捕まる
昔の私の妄想なので、結構いたい感じです。あと、小説書いたことないのでほとんどセリフです。すいません。
「」狼谷 厭♀︎マフィア幹部
『』咲♀︎ 厭とタッグ
《》{}〈〉モブ
厭がモブに捕まり絶体絶命かと思われたが…
「んー…うぇ?真っ暗〜」
コツコツと音が近ずいてくるのがわかる。それと同時に悟った。
目隠しが取れ、光が厭を襲う。ようやく目が慣れたころ辺りを見渡すと、5人のボロボロの男たちが自分を囲っていた。ボロボロの理由は厭が全力抵抗したからである。場所は…海辺の倉庫だろうか?
海特有の香りがする。
5人の男のうち真ん中のヤツが口を開いた。
{男5人でギリギリ抑え込める女だなんて聞いてなかったから正直焦ったが、結果オーライだ。
マフィアのお前なら今から何されるか分かるよな?}
「…………わからん…」
{…拷問されるんだよ!!!}
「あー!!!それね!」
{ど、どうだ!されたくなかったらさっさと情報を吐くことだなw}
「えー…どんな情報がほしいのぉ?」
{そうだなぁ…まずわ}
「あ!もしかして君美咲ちゃんのお兄さん?!」
{は?}
「君じゃないよォ左から二番めのおにぃさん♡」
〈な、なんでお前が美咲のこと知ってるんだっ〉
「ん〜?なぜでしょーか♡あと、右の人はーお母様が癌で南山病院で治療中なんだよね…可哀想に。右から2番目の人は幼稚園生の花ちゃんと小学2年生悠斗くんと妻の翠さん。綺麗な人で羨ましいよ。左から二番目の人は独り身で兄弟もいなくて親も他界してるけど、同じ職場の香織さんのことが好きなんだよね♡上手くいくといいね!」
《な、なんで…》
「逆になんで調べられてないと思ってたの?さすがにバラバラの5人が一緒に来るとは思ってなかったから捕まっちゃったけど…まぁ、雇われたとかそのへんでしょ?という感じでね本部には全部漏れてるよ♡」
{情報が漏れてるからなんだっ俺たちは死んでもいい覚悟で}
「それは凄い!でも、君らは死んで良くても、君らの大事な人はどう?」
《人質か…》
「そゆことー」
《くっそ、卑劣な奴め…人の心は無いのか》
「知らない奴の死とか興味ねー」
《今日は撤退だ》
「拷問しないの?w」
《覚えておけよ、お前の大事なもんも全部奪ってやる》
「おっけー、とりま解けーっておい!放ってくなって!おい!おーい!…どうしたもんかなーー」
『厭!』
「お!ペグぅ〜」ぐすんぐすん
『なんか、5人くらい出てきたから殴っといたけどもしかして何もされてない?』
「いやどう見ても縛られてんだろ」
『いや無傷…』
「たまたまだってのォーもう、馬鹿怖かったんだから(泣)」
『とりま解くから待って』
「助かるわ〜(泣)」
…パラ
「ハー、痛かったァ、男5人で襲うとか人の心はないんか(泣)」
『厭は言えない』
「ぴえん」
『きも』
「てか、気絶させてんでしょ?どうする?沈める?」
『あー、どうしよ…痛かったから沈めちゃおー』
そう言って厭は手袋をつけ、慣れた手つきで倉庫の隅から引っ張ってきたブルーシートで5人を個別でくるみ、重りをロープで手際よく巻き付けていく。
「よーしっ、ペグ〜船手配させて〜」
『へいへい。』プルル
『南山海岸付近に船を』
暫くして、部下のひとりが運転する船が来た。
「沖の方に適当に投げといて〜終わったら適当に帰っていいよー、」
そして船から降りた部下がブルーシートに包まれた5体の人間を運び沖へ向かって消えっていった。
『まぁ、エグいことしてんな』
「痛かったもんっ」
『代償デカすぎ』
「あ、」プルル
「ここら辺の監視カメラ確認して私が映ってるところを消しといて〜よろしく〜あとこっちに数人寄こして、証拠隠滅させるから〜私先帰るね。」プツッ
「ペグ帰ろ」
『おけ、』
「はー、つかれた…この仕事のこういうめんどくさい事起るところ嫌いだわァ」
『まあ、お疲れ様。家そんな遠くないし泊まってく?』
「泊まるー」
初めての投稿なので勇気が要りました。何か反応いただけると、すごくすごく嬉しいです。