歴代天皇 初代~
歴代の天皇について調べることにした。
初代の天皇は、神武天皇というが、起源そのものがあやしいところ。
西暦前660年の2月11日を即位日としているが、当時は、日本は縄文時代という。
まだ狩猟採集の時代だったというから、さしずめ、縄文時代の集落の長といったところから、始まっているのではないか。
なるほど、それで、2月11日は建国記念日なんだ、と思った。
12代天皇の景行天皇までは、そもそも実在していたのかも定かではないというが、いや逆に実在していたか定かでないからこそ、あらぬ空想をいだくものであるともいえる。
もはや、ファンタジーとも言える。
ちなみに、景行天皇の息子が、日本武尊【ヤマトタケル】という。
日本武尊【ヤマトタケル】は、14代天皇の仲哀天皇の父でもあるという。
さらには、日本武尊【ヤマトタケル】の弟は、13代天皇の成務天皇という。
家系図を見ると、日本武尊【ヤマトタケル】は天皇にならず、代わって弟の成務天皇が、13代天皇を名乗っているということになるわけだ。何かあったのか?と勝手な空想をしてしまう。
しかし成務天皇には子がいなかったらしく、日本武尊【ヤマトタケル】の子の仲哀天皇が14代天皇になっているが、やはり伝説上であり、実在していたかどうか疑わしいともいう。
16代天皇は、仁徳天皇。即位57歳、在位87年、143歳まで生きたと、記録にはある。
これは、62年14日在位した昭和天皇よりも長い、ということになる。
この記録も、本当なのかどうかはわからないが、
仁徳天皇は、聖帝と呼ばれるほどの君主だったとか。
その後、25代の武烈天皇の死をもって、仁徳天皇から続いた男系の家系は、一度途絶えているという。
この時も、仲哀天皇の5世の孫を即位させようとしたものの、実際に即位すること無かった、という。
その後、15代天皇、応神天皇の5世の孫という、
26代天皇、継体天皇が即位する。
この継体天皇こそが、現在まで続く天皇家の直系の祖先だとする説もある。
継体天皇を初代と数える、という数え方も検討されて然るべきでは?実際、そのような主張を考える人もいるのではないかな?と、勝手に思った。