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BARダークブルー  作者: 松 宏幸
2/12

思いつきの店

だいたい午後4時頃に店に来るようにしている。


仕入れの商品や氷が届くので、準備を始める。


メニューを見られてわかったと思うが、ラインナップが適当である。普通のBARのように、種類がいっぱい無い。ウイスキー、ワインの種類も無い。おつまみもいわゆる乾き物みたいな物しか置いていない。これもコンセプトのひとつで、凝ったものを出さない。という、これはどちらかと言うと、お客目線ではなくて、自分が楽したいからだ。

開店中にバタバタ動き回りたくないからだ。

お店を営む者として、最低な志しだと思う。


ただ、氷はこだわって、朝霧の氷屋さんから毎日送ってもらっている。

ビールを取り扱ってないという、吞んべにとっては、有り得ない店だが、ビールは現在準備中である。開店当初、これもコンセプトで、ビールは置かない。にするつもりだった。というのは、冷凍庫は設置したが、冷蔵庫は買ってないのだ。

おつまみは乾き物だし、飲み物はウイスキーと、赤ワインなら冷蔵庫要らないだろうと、買わなかった。

しかし、さすがにビールのリクエストが多いし、オレ自身がビールを飲みたくなってしまったので、コンセプト変更で、現在準備中である。

安い冷蔵庫を知り合いの業者に頼んでいて、ビールは、どうせ置くなら拘りたいと、山梨のオレのお気に入りの地ビールを今交渉中である。


こんなまだ未完成で、コンセプトも次々変わって行くかもしれないが、思いつきで行こうと思っている。自分の店なのだから。

会社とか、何人かでやってるお店とかでは、毎日のルールや人同士の決まり事があるが、それが嫌だった。それがこうした最大の理由だからだ。


年が明けて昨日初めて店を開けたが、一人、一杯だけ飲んで帰った客がいたが、その他は来ていない。


なので、今日も年末出来なかった掃除を、ただただしている状態だ。



独り言のように、今日は終わらせてもらうが、こんな調子の店である。




おそらくこんな店なので、客は増えないだろう。でもいい。


繰り返すが、オレは、ルールや決まり事ばかりの世界が嫌で嫌で、こうしたのであるから、やりたいように店をやる。生きたいように生きる。そう生きたいから。



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