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異世界で獣っ娘を拾ったんだが

作者: メロン頭

1, プロローグ


ある晴れたり曇ったりを繰り返してとうとう雨が降りだしたある日のことである。山登りをしていた。山の天気は変わりやすいというがここまで変わりやすいとは思わなかったわけである。

山の中程まで登ったところで雨脚が強くなった。なのでこのまま進むのは危険と判断した。ちょうど雨宿りするのによさそうな洞窟があったから洞窟にはいった。

しかし、入った洞窟が悪かった。そこには熊がいたのだ。それも2メートルはありそうな巨大な熊である。あ、熊と目があった。そのとき『こりゃぁ、死んだな』と思った。

だがそのとき雨で地盤が緩んだのか足元が崩れて地下深くまで滑り落ちた。滑り落ちた先には不思議な空間が広がっていた。

その空間には高さが2メートル幅1.5メートルほどの石でできた扉のような物があったのだ。その空間に扉のような物以外は無かったのでとりあえず扉に入ってみることにした。

すると扉が光輝き体は扉に吸い込まれ、意識が薄くなり最終的には気を失っていた。


2,扉を抜けた先は…


すると扉が光輝き体は扉に吸い込まれ、意識が薄くなり最終的には気を失っていた。

目を覚ますとそこはベッドの上だった。体を起こし辺りを見回すと、そこには15~7歳ほどの男が立っていた。

「おお、目が覚めたか」男は俺が質問する前に言った。

「お前さんは、森で倒れとったんだ。それを見つけた儂がここまで運んだんだ。ところでお前さん、名は?」

「俺の名は、荻山ハク。17だ。あんたは?」

「儂か?儂はアルバレスト、216歳。アルとでも呼んでくれ。」男は見た目は15~7歳だがなんだが中身は老人のようなモノを感じる。不思議な感じだ。

「あんた、何者だ?」俺が問いかける。

「儂は隠居の爺だよ。見た目が若いのは若返りの薬を116歳の時に飲んだからだよ。」若返りの薬?どういうことだ?

「儂は1年に1歳若くなっている。今は17歳ってとこかな。つまりあと17年で儂はこの世から消滅する。」


アルとある程度話をして、この世界のことがある程度理解できた。この世界は地球ではなくアラスタルと言う世界とのこと。そしてアルは錬金術をしていた。その技術を学んだ。複数の物体から新たな物体を作り出す技術や、ナイフの扱いやこの世界の文字などを学んだ。

そして、3ヶ月ほどでアルは「もう一人でもやっていけるだろう」ってことで俺はアルとわかれた。


3,冒険者の街、キムレス


アルとわかれて、3週間ほど街を探して旅をして、そして大きな街をみつけた。どうならキムレスと言うようだ。このまま旅を続けるのもいいがやはり家が欲しい。この街ならいい物件があるだろう。

街人に話を聞きながら、街を探索していた。街人の話を聞いているとどうやらこの街は冒険者の街のようだ。


公園のような場所で休んでいると、なにやら人集りが出来ているので、行ってみると

「だ、誰か助けてー!」小さな女の子が猫を抱えている。どうやら木から降りられなく猫を助けるために木に登ったら自分も降りられなくなったらしい。このまま見てみぬフリをするのも可哀想なので助けることにした。

女の子を木から降ろすと女の子の保護者だろうか、スーツのような服を着た男性が来て、お礼に食事でもと誘われた。食事の時に住むところはあるのかと聞かれたので、いやまだです。と答えると、じゃあ家に使わない土地があるからそこを自由に使っていいと言われたのでお言葉に甘えることにした。

後からわかったことだが土地をくれた男性は資産家とのことだ。


4,ハク、家を建てる


資産家からもらった土地は、かなり立地が良かった。土地の裏には川があり、水も綺麗だ。街の中心部にも近い。家の建築資材は自分で調達できるからいいがこれからの生活はどうするか。まぁそれは家を建てた後ででいいか。


家が完成した。1LDKの家だ。一人で住むからこのくらいでいいのだ。

家が完成したので、街を探索することにした。

まさか、あんなことになろうとは…


5,ハク、獣っ娘を拾う?!


街の探索を終わらせて、自宅に戻ると家の前でぼろ布に身を包んだ女の子が倒れていた。そのままにしておくのもアレなので自宅で休ませることにした。


「……んー」どうやら女の子が目を覚ましたようだな。

「お前、自分のことわかるか?」俺が話しかけると

「きゃー!」こいつ叫びやがった。

「おい!落ち着け!」

「てかあんた誰?私に何するつもりなの?!」こいつ何か勘違いしているらしい。

「おい、お前なにか勘違いしてるぞ。」

「は?」

「俺の家の前で倒れていたお前をたすけてやったんだよ。」

「そうなんだ。私てっきり襲われるかと思っちゃった。えへへ」

「えへへ、じゃねぇよ。俺はハク。お前は?」

「私はアリシア。アリシア=レーヴェルト」今気づいたがアリシア、犬の獣人なんだなぁ。悪くない。

「で、アリシア、なんでお前あんなとこで倒れていたんだよ?」

「それは…」なにやら深い事情があるらしい。

「話したくないなら話さなくていい。そんでもってアリシア、お前行く所あるのか?」

「…ない」アリシアはうつむき言った。

「じゃあ、ここに居ろよ。」優しく言った。

「そ、それってけ、け、け、結婚しようってこと?!」すごい慌てっぷりである。

「違うよ。ペットとしてだよ。」

「は、ハクのバカァァァ!」

こんな感じで今日も世界は平和です。

いかがでしたでしょうか?楽しんでいただけたら幸いです。あまり面白くなかったと思う読者様が多いとおもいます。と言うか面白くないと全ての人が思ったでしょう。すんませんしたぁぁぁあ!

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