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常識外れの異世界無双(手直し版有り)  作者: ともちー
第1章、来たぜ異世界!新ヒロインと明かされる真実!
13/15

魔力の使い方

はぁ〜、やっと書き終えた・・・ぜ!


誤字・脱字があるかも

side:紅葉


泣きながら春馬にしがみ付いていた柚子っちを落ち着かせ、俺達はシウマから魔法の使い方を教えてもらう事になった。


「では、簡単に魔法の使い方を教えます」

「つか、魔法ってそんなすぐに使えるもんなのか?」

「はい、個人差は有りますが、自分の魔力(マナ)を出す事であれば簡単ですよ・・・ほら」


そう言いながら、シウマは両手を胸の中心に近づけると。その間から茶色の光が溢れ、岩が浮かび上がってきた。おぉ・・・


「私の属性は地、人はそれぞれ自分の属性を持ちます。属性は火、水、氷、風、雷、地、聖、闇、無が有り、必ずどれか一つの属性が持ちますが、例外が有ります」

「例外?・・・あぁ、俺みたいに二つの属性が有るとかか?」

「その通りです。クレハ様のように二つの属性持ちを別名『二属性(ダブル)』と呼びます。二属性のステータスはどちらかの属性が副属性となり、これはデリアリーデ様からお聞きしましたよね?」

「副の方は弱くなってるんだっけか?あと、どっちが強いかなんて運だって」

「では、実際に私がしたように皆さんも自分の魔力を出してもらいます」


シウマの言葉で俺達全員身が引き締まるのが分かる。そりゃ今から魔法が使えるようになるんだからな。


「手から自分の属性の魔力が出てくるのを想像して下さい。それで、自分の魔力を出す事が出来ます」

「そんな簡単なのか?」


と、春馬が言う、俺もまさか想像するだけで魔法が使えるとか・・・と思う。


「まぁ、ちょっと試してみるか」


えっと、俺の属性は雷だったな。なら、雷が出てくるのを想像っと・・・


「「「「・・・・・・」」」」

「流石はクレハ様!記憶喪失でも身体は覚えているんですね」


春馬達が固まってこっちを見てくる。俺も固まっている。シウマの真似をして雷を想像したら、本当に出てきやがった。

俺の両手の間から水色の光を発し、『パチッパチッ』と音を鳴らしている電気みたいなのが、・・・何か自動車メーカーのCMみたいに。


「こんな感じか・・・魔法って」

「クレハ様、あまり魔力を出し続けるとMPが枯渇し、疲労してしまいますので。もうよろしいかと」

「ん?そうか」


魔力を止めるか・・・、止まるのを想像したら良いのか?


「あ、消えた」

「じゃあ、次俺やるわ」


俺の雷が消えるのを確認した春馬が同じポーズをとる。すると、両手から水色の光が溢れ出し、氷が浮かんできた。


「・・・すげぇ」

「そうか、春馬は氷属性だったな」

「あ、あぁ・・・、まさかこんなに簡単だとはな、詠唱とかして出すのかと思ってたが」

「詠唱ですか、勿論有りますよ。今皆さんにやっていただいているのは魔力を出す事です。これは一種の準備運動みたいな物ですね、詠唱を使った訓練はまた後日にします」


シウマが喋り終えたと同時に春馬は魔力を出すのを止める


「・・・次、えん、やる・・・」


炎はそう言うと俺達がやった同じポーズをとる。もうあれが定着したのかねぇ・・・


「・・・きれぃ・・・」

「うん・・・綺麗だね」

「炎ちゃん、凄い・・・!」


炎の両手の間からは洋紅色(ようこうしょく)の光が溢れ、小さな火の玉が浮かんできた。


「・・・くぅにぃ、どう・・・?」

「あぁ・・・すっげぇ綺麗だな、炎、熱くはないのか?」

「・・・うん、何も、感じない・・・、手の中に、火があるのに・・・」

「それは自分の魔力ですからね、もし、エン様の炎がこの場で火事を起こしても。エン様だけは火傷を負ったり、焼死する事はありません」

「でも、他の俺達はヤバイよな?」

「はい、それは勿論」

「「笑顔で言うんじゃねぇ!」」


何つー事を言うんだこのじーさん、もしかしてシウマってこういう冗談を言ってくる人なのか?春馬もついツッコミを入れているし。


「次、いい?」


と、摘姫が静かに言ってくる。確か、摘姫の属性は闇だったな・・・。ん、摘姫がポーズを取り出したな。


「こうかな・・・?」


摘姫がそう言うと両手の中心から黒紫の光が溢れ出してくる。光はだんだん球体状になっていく


「出来た・・・ッ」

「やったね!摘姫さん」

「・・・うん」


摘姫は柚子っちに言うと、俺の方に歩いてくる。


「・・・くぅ、どう?」

「綺麗だな。何つーか、上手く言葉に出来ないけど。本当に綺麗だ」

「・・・うん。綺麗って言ってくれてありがと」


摘姫はそう言うと魔力を出すのを止める。やっぱり簡単だな、魔法って。


「皆様お上手ですね〜。さて、最後はユズさんですね」

「は、はいッ!」

「何緊張してんだ?柚子っち?」

「しょ、しょうがないでしょ!、逆に何で皆は緊張しないんだろ・・・」

「そりゃあな、魔法が使えるって知ったら。緊張より好奇心の方が勝るし」


俺がそう言うと、魔法を出し終えた春馬達はうんうんと頷いている。


「ほら、柚子。頑張!」

「・・・ハルちゃんも軽々しく言ってぇ・・・。えっと、私は風属性だったから。風をイメージすればいいのかな?」


柚子っちはポーズをとり、眼を閉じた。すると、柚子っちの両手から黄緑色の光が溢れ出し、彼女の周りからそよ風が吹き始める。


(風・・・風・・・風・・・)


ん?柚子っち何か言っているのか?

と、考えていたら。いきなり柚子っちを中心に突風が吹いた!


「え?き、きゃあッ!!」


そして、突風は柚子っちの膝丈ギリギリの学生スカートを吹き上げるッ!

(ナイスだ突風!ありがとう神風!これで、もし柚子っちの下着が見えてしまっても不可抗力!って、ん?(ブスッ))

「ぐああぁッ⁉︎目が目がぁぁあ!!」


何だ⁈いきなり眼前が暗くなったと思ったら。眼に強烈な痛みがッ!


「くぅ・・・今、柚子の下着見ようとした・・・」

「・・・偶然、でも、見ちゃダメ・・・!」


畜生!バレた上に目潰しもか!・・・クッ、痛すぎて涙が止まらねぇッ!そういや、春馬は?、あのバカも当然、監督から同じ刑罰を---


「・・・・・・」

「は、ハルちゃん・・・見た?」

「え、あ、あぁ〜・・・、すまん。不可抗力だ・・・!」

「〜〜〜ッ!(もうちょっと可愛いの履いてくればよかった!)」

「ん?何か言ったか?」

「⁉︎、う、ううん!何でもないよ!」


畜生・・・、春馬の野郎・・・しっかり見やがったか。将来の嫁のだからって、今はまだ見る時じゃないだろ・・・!見ても目潰しはくらえよ・・・!


「くぅ(にぃ)、まだお仕置きは終わってない・・・」

「あぁッ⁉︎待って!せめて!せめて眼が回復するまで待って下さぁぁい!」

俺は誓う・・・次から摘姫や炎の側でパンチラを狙うのを止める、と。


「本当に賑やかな連中じゃの〜。何故、魔力を出すだけの練習でここまで騒げるのか」

「良いじゃないですか、これから楽しくなりますよ」

「じゃな。あ、それはそうとシウマよ」

「何でしょうか?デリアリーデ様」

「これからワシはクレハに契約石の使い方と召喚の仕方を教える」

「では、あの方に?」

「うむ。今回の勇者召喚で道を繋げてもらったばっかで申し訳ないが、契約石に関しても奴しか出来んしの。そこでじゃ、シウマよ。少し耳を貸せ」

「?はい?」

「・・・・・・」

「え?それでは⁈」

「良いんじゃ良いんじゃ、サプライズというのも面白いじゃろ?「

「はぁ〜、どうなっても私は知りませんからね!」


遅れてすいません。


忙しい間で書き終えたので。誤字や脱字がありましたらすいません。


次回の投稿も書き終えてからになります。

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