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hand☆star  作者: ツッキーナ
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つまずいたもの

私は瑠音。私今、家から脱走してきちゃった。

だって二人して私をバカにすることないじゃん。

まぁでももうそろそろ帰らないとお父さんが帰ってきちゃうなあ~。

もうすっかり暗くなっちゃったよ。今日に限って人通りが少ない。

不気味出し、走って帰ろっと。

タッタッタッタッタッ・・・・・

ドテッ!

「痛ーい。」

もう急いでるのに。って、あれ?

私この本につまずいたんだ。

でもこの本、ずいぶん古そう。家に持ってって明日交番にでも届けるかな。


「ただいま!」

「お、お前かぁー。あ、怜音帰ったからな。それと、お前の事すごい心配してたぞ。お前も少しはあいつに気を使え!」

「帰って来てすぐ、お前お前お前ってうるさい!余計なお世話よ!」

私またイラ立って、自分の部屋に避難。

と、思ったら。いや、思ったのに

「あ、あのさっきはごめんな・・・」

と、弱々しくいった。

颯の口からそんな言葉が出るとは。

「そうだ、その本どうしたんだ?」

「そんな事、執事には関係ないでしょ?」

「いいから教えろ」

「道で拾ったの」

それを言ってどうなるって言うの?

本当にバカだわ。

「それかせ。い、いや返せ!それ、俺のやつだから。」

まぁいいか。明日届ける必要なくなるし。

「はい。でもこれってなんの本?」

「魔法書だ。ほら、みてみろ。」

「何て書いてあるのか全くわかんない。それより、どうしてそんな魔法書なんか持ってるの?」

「そっそれは・・・・・俺が魔法使いだから。」

今一瞬だけ私の頭の中を何かがよぎった。


瑠音の頭をよぎったものとは?«つづく»

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