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ソラ  作者: maiko
第3章 フユコイ
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冬空「俊介の思い」

今日は雨なので家にこもりっぱなしで書いてます。

「舞、好きな人いるの?」

私はドキドキしていた。

なんで、俊介がこんなことを聞くのか

私はそれが知りたかった。

急に聞かれた質問に口ごもる。

俊介は相変わらず私の上に乗ったまま顔を近づけてくるので

私はまだ一度も俊介の顔を見れていない。

ていうか、見れないよ///

心臓の音が異常なほどにドキドキしてる。

それは私だけなの??


「なぁ、いんの?」

「いたらどうすんの?」

「応援するよ。」

「・・・・・いる・・」

「誰?」

「言わない。」

「なんでだよ。」

「言えないよ!!俊介には!!」

私は俊介を無理やり押しのけた。

「誰にも言わないよ?」

「そういう問題じゃないの・・・//」

若干上目で見てくる・・・可愛い//

「じゃあ、どういう問題?」

「もうっ、私のことはいいから・・・俊介はど、どうなんですかっ!!」

「俺?俺はー・・・気になる子ならいるけど。」

「楓ちゃんと別れたばっかりなのに?」

「楓のことを忘れさせてくれるんだよ。」

「誰なの?」

「言わないよ。」

「じゃあ、私も言わない。」

「馬鹿」

「それは言うなよぉ。」

ふぃーっ。危ない危ない。

危うく俊介にバレるところだった。

俊介は何でも出来るけどニブい所があるからなぁ・・・。

でも、俊介の気になる子・・・誰だろう。

多分私のほうが気になってるよ、俊介。

知りたいよ、知りたい・・・

だけど、怖いよ。

「あぁっと、もうこんな時間だな、帰るか。」

「そうだね、遅くまでごめんね」

「いや、楽しかった!また来いよ。」

「・・・うんっ」

今日はいい日になった。

朝のことを考えると最悪って思ったけど・・・

俊介のことをもっともっと知れた。

そして、笑った。

帰りは俊介が送ってくれた。

つってもすぐそこなんだけど(笑)

うちまでの距離が短いことに少し残念だったけど、

去り際に、「また明日なっ」って。

笑顔を向けてくれた。

俊介の笑顔は凶器だね。

私、キュンキュンしてる・・・

大好きだよ、俊介・・・






次の日。

今日は昼から雨が降ると天気予報で言っていたので傘を持って行った。

俊介が朝練で早めに出てるから1人で登校した。

だけど、学校についたところで練習終わりの俊介とばったり出会った。

昨日のこともあってつい照れてしまった。

俊介も私につられてなぜか照れてる(笑)

それから一緒に教室に向かった。

2人共、自分の席に着くと私が空を見上げた。

「見てみて、俊介!!飛行機雲!!」

「おぉ、すげーな(笑)明日晴れんじゃん!」

「やった!快晴かなぁ?」

「かもなー。くっきり線いっちゃってるし。」

「すごいよねー。写メ撮ろ。」

「ほんと、お前空好きだな(笑)」

「もう、いいでしょっ、別にー」

「ハイハイ(笑)ごめんごめん(笑)」

この後、私は今日の空を写真に残した。

久しぶりに俊介と一緒に空を見れた気がする。

ずっとこうしたかったんだよ俊介。

私はんーっと背伸びをした。


朝のHRが終わったあと。

教室で花奈と話してるとそこに優也が来た。

ドアの所で手招きする優也。

優也の所に向かう時、俊介の声がした気がした。

だけど私は優也の手を振り払えなかった。

優也が・・・不安そうな顔をしてたから。

私は優也に連れられていつもの場所に行った。

ここは優也と私だけの秘密の場所。

そこで言われたこの一言・・・

「舞、俺の彼女になって。」



続きも頑張ります(´∀`)

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