夏空「幼馴染」
つまらないかもしれませんが初投稿ですので
大目に見てあげてください(つд⊂)
それではStart→
「彼氏できたっ」
そんな普通にできるものなのか・・・
「今度の彼氏はねー」
いったい何人作るつもりなんだ・・・
私、藤咲舞は杉下高校の1年生。
まだ恋という名の青春を知らない
ごく普通の女の子。
周りはみんな「恋すれば?」なんて
軽々しく言うんだけど・・・
私は恋がわからない。
女の子同士でする、今流行りの
『恋バナ』
そんなものはもちろんしたことがない。
いつも聞くだけの立場。
話せることがない。
求められてもなにも出てこない。
それでもなんとも思わなかった。
私には恋は必要ないものだと思っていた。
教室からふと空を見上げる。
私は空が好きだ。
雲が動く。飛行機が飛ぶ。
雨が降る。星がまたたく。
毎日違う空が好き。
「今日は快晴だ」
気持ちいいくらいの青い空。
夏の空は吸い込まれるような青。
思わず見とれてしまう。
すると、
急に視界が真っ暗になった。
「だーれだっ」
「・・・・・俊介!!」
「あたり」
ニコっと笑う幼馴染。
安藤俊介。奇跡的に同じ学校を受かり、
同じクラスになり、そして席は隣。
こんな偶然を周りの子達は”運命”という。
私は俊介のことなんとも思ってないんだけどな~・・・
俊介とじゃれあうのはいつものことで。
「もう、ビックリしたじゃん!!」
「わりぃっ、また空見てたからさ」
「今日も綺麗な空だよ」
そうして2人で空を眺めるのがHR前の週間。
「お前、空好きだなー」
「うん、見てて飽きないんだ」
「俺はお前を見てて飽きない」
「何それ」
あはは・・・・
そうして笑い合えるこの関係が好き。
時間があれば次々書いていきます。