8話 ルーミアの同情
エルド 「今日の事は忘れろ。俺は、お前とは結婚しない。」
ローズ 「そ、そんな…!なんで…?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルーミア 「そんな事が…あったんですね…」
(ルーミア びっくりしちゃった…。そんな事があったなんて思いもしなかったもの。)
ローズ 「…。」
エルド 「分かったなら帰れ。行くぞ。ルーミア。」
ルーミア 「待っ、待ってください!!」
ローズ&エルド 「!?」
エルド 「ローズはお前に対して、嫌味を言っていたんだぞ!!」
ルーミア 「はい。確かに言われました。そして私は傷付きました。」
ローズ 「…。」
ルーミア 「でも、この人にも良い所が沢山あります。そして、私との共通点だって。」
ローズ 「なによ…。今更いい子ちゃん気取り…?」
ローズの声は小さく、震えている。きっと泣くのを我慢しているのだろう。
ルーミア 「確かに、今から言うことはローズ様にとっていい子ちゃん気取りでしかないと思います。」
ローズ 「…。」
ルーミア 「ローズ様、貴方はとっても一途でエルド様を愛する気持ちが人一倍あります。」
ローズ 「!」
ルーミア 「そして、その思いは私と同じです。」
ローズの頬に涙が流れ落ちた。
ローズ 「ごめんなさい…。」
ルーミア 「分かってくれたならそれで構いません。」
ルーミア 「では、エルド様。行きましょう。」




