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カレンデュラ  作者:
聖女と少年
9/40

ギルド加入 5

ほのぼのとした空気が胸に染み

ノエルは静かに涙を流していた。

ノエルの異変に最初に気付いたのは、シエルだった。


『ノエル!?どうしたの!?』

『や...俺、嬉しくて...昔のままのシエルでいてくれた事に。それに...俺をギルドに入れてくれた事にも...』


『もう。ノエルは泣き虫さんなんだから。』

そう言って、シエルはノエルの頭を優しく撫でた。


『さっ。ノエルの歓迎会の準備をするよ!女子は料理担当!男子は食器とか机に並べて!』


ルナが言うと一斉にみんなが動き出した。


『シリウスさん。今日は何作るのー?』


『そうねぇ...歓迎会だから豪華にいくわよ。火山鶏の炙り肉に精霊果の彩りサラダでしょー?スープは溶岩石が手に入ったから地熱シチューとピザ2種類は...ビースト肉が売っていたから獣王の牙ピザとスターシロップとルビーオレンジ。それとアメジストベリーが手に入ったから宝石ピザね。と後デザートはルナに任せようかしら。』


『わぁ。美味しそう。』

ニーナはヨダレを垂らしそうになっていた。


『じゃあシエルはシチューの具材を切ってくれる?終わったらサラダの盛り付けも!ニーナはピザをお願い。ルナはデザートを頼むわ!』

『『『はーい♪』』』


4人はそれぞれ手際よく動き出した。


その様子を見守る男たち。


『さっ、俺達も準備をしようか。あ、ノエルはこのまま座っててな!』

『そうだね。ノエルは主役だから、待ってて。』


『準備が終わったら、俺たちと少し手合わせしようぜ??』

『ヘクター。いくらなんでも初日はちょっと...』


と心配そうに言うフェリスにノエルは答える。


『はい!お願いします!!』


『えぇー...ノエルまで...』

『だってよフェリス!』

嬉しそうに笑うヘクター。


フェリスはため息を着きながらも、

『じゃあ俺が審判するよ。危なくなったらすぐ止めるからね??』

『フェリスが審判なら全力で行けるな!』


ガハハと笑うヘクターを見てノエルは内心、

(まずいこと言っちゃった...かな?)


と少し不安になるのだった。


2人はノエルを残し、準備に向かった。


ノエルはその光景をじっと見ながら、改めて心に誓った。


(俺も、皆と一緒に頑張ろうーー)


すみません。更新時間遅くなりました。

美味しそうなご飯。考えてる時どんなのかな?って想像しながら書いたのですが

架空の料理の名前考えるのって難しいですね。

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