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カレンデュラ  作者:
聖女と少年
8/42

ギルド加入 4

『ところでこの「オラシオンコード」って何??』

ノエルが首を傾げながら聞くと、シリウスが答えた。


『「オラシオンコード」は最上位に位置するギルドの事よ。現在、その称号を持つのは5つのギルドだけ。私達も、そこに加わる為に日々頑張っているの。』


『...そうなんですね!普通のギルドとどう違うんですか??』


『そうねぇ...年に1回の王都で開かれる会議で、その年の加入ギルドが選ばれるの。

条件は【⠀国家貢献度 ⠀】【⠀討伐実績 ⠀】【⠀被害抑制能力⠀】の3つ。

今、1番その基準に近いって言われてるのが私たちムーンロードなのよ。』


『そうそう!討伐依頼もどんどん難しくなってくし、すっごい楽しみ♪』

目を輝かせるニーナに、フェリスが苦笑しながら言った。


『ニーナは【⠀不死鳥⠀】なんて呼ばれてるけど俺たちから見れば【⠀鬼神⠀】だよねー。』


ノエル以外のメンバーは、うんうんと頷く。


『き、鬼神!?そんなに怖いかな、あたし...?』


『いやー、スイッチはいると1人で突っ走っちゃうでしょ。追いかけるこっちの気持ちも考えてくれよ〜』

と、ヘクターが苦笑いしながら言うと、


『...今後は気をつけます。』

しゅんとするニーナの頭を、ルナが軽く撫でて笑った。


『まぁ。頼もしいんだけどな?』


『ルナさーん!』

涙目のニーナにルナが優しく微笑みかけたその時。


『『『もう、ニーナを甘やかさないで!!』』』


フェリス、ヘクター、そしてシエルが声を揃えた。


『後処理が大変なんだからな!?』

『もっと連携、大事にしてよね?』

『ニーナが暴れると、回復魔法の負担が倍になるんだよ!?』


それぞれ口々に文句を言うが、どこか楽しげだ。


『うぅ...ごめんなさい...』


しょんぼりするニーナに、皆がふっと笑った。


『『『『『ま。それがニーナなんだけどな。』』』』』


仲間たちの優しさに、ノエルは思わず笑顔になる。


シエルが変わらずそこに居てくれたこと。

このギルドに自分が迎えられたこと。

そして、仲間たちの温かさが胸に染みてくるーー

ノエルにとって、それは何よりも安心できる瞬間だった。

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