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カレンデュラ  作者:
聖女と少年
7/40

ギルド加入 3

ほのぼのした空気のなかフェリスが声を上げた。


『あ!そうそう。今回は依頼が3つ来てるよ。どれからにする??』


そう言って、ルナは3枚の依頼書をテーブルの上に広げた。


【⠀魔晄炉の探索⠀】

最近出現した魔晄炉の探索をお願いしたい。

この探索には「オラシオンコード」の「百花繚乱」と「フォレストナイト」との共同行動が含まれる。

報酬 4000万G


【⠀森林開拓⠀】

王都西門から50km離れた新規開拓地において、魔物の討伐と周辺の偵察を依頼したい。

報酬 2000万G


【⠀魔物討伐依頼⠀】

王都南門から続く街道でにて、夕方から夜にかけて魔物が活性化が報告されている。

商人の輸送警護を依頼したい。

報酬 1500万G


『ノエル加入して一発目だし、【⠀魔物討伐依頼⠀】で皆との連携を確認するのがいいかもね。』

フェリスが提案するとシリウスが頷いた。


『そうね。ノエルの初任務だし、これなら彼の動きも観察しやすいわ』


シリウスは作戦立案を得意とする副ギルドマスターで仲間の適性を見極める観察眼にも優れていた。


『シリウスさん!ノエルなら大丈夫だよ!危なくなったら私が守るから♪』

『シエル.....俺強くなったから大丈夫だよ?』


『え〜?ホントかなぁ〜?虫が怖くて泣いてたノエルからは想像できないなぁ〜?』


『っ!いつの話をしてるの!?シエル、それ10年も前だよ!』


ノエルは赤くなった顔をそらしながら、照れくさそうに言った。


『へぇ!ノエル虫ダメなの??なら私が燃やしてやっつけてあげるよ!』

『俺も虫なんて潰してやるぞ!』


ニーナとヘクターが笑いながら優しく声をかけてくれる。


『だ、大丈夫ですってば!もう虫は怖くないし!......それにシエルの話は、6歳のときのことだから!!』


『もう。みんなノエルをからかわないであげて』

『ルナさーん!』


『ノエル...泣きそうな顔になってるよ?』


『も、もう!本当に大丈夫だから!村でちゃんと修行してきたんですから!!』

『そっか。じゃあ、初任務ーー楽しみにしてるね』

すいません。登校時間少し遅れました。

ギルドのメンバーになったノエル。

ドキドキです!

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