ギルド加入 1
いよいよギルドメンバーに会います!
どんな仲間達が待ってるのでしょうか....
もう少しほのぼのとした感じが続きます!
『ノエルは....好きな子とか居たりする??』
ギルドホームに向かう道中にシエルが問いかけた。
『いきなりどうしたの?!』
『うちのメンバー綺麗所多いから気になっちゃって。』
『そうなの??』
『うん。綺麗で強くてカッコイイんだよ〜♪ノエル...惚れちゃうんじゃないかなー?と思ってさ。』
『へぇ。...俺が惚れたらシエルは困るの??』
意地悪そうにノエルが問うと、シエルは少し膨れた顔で
『べっ別にそんな事ないもん!』
『ふーーん。そうなんだーーー♪』
(あれ?しょっとするとひょっとする!?)
少し嬉しそうなノエルに
『ただ...そうなったら少し寂しいな。って思っただけだもん。私恋とかよく分からないし...』
『....え?』
『だって好きってどんな気持ちなの!?ノエルは恋した事あるの!?』
(マジか...シエルさん。)
少し喜んだ自分を恥ずかしく思った。
『んーーー。秘密。』
『えぇー。そんなぁー。』
しょげてるシエルの頭をポンポンと叩き
『心配しないでもシエルもそのうち恋するよ。大丈夫だよ。』
シエルは少し照れくさそうに笑いながら
『ノエルが好きになった子は絶対幸せだろうな〜♪』
『....なんで?』
『だってこんなに優しいもん。でも...誰かに取られちゃうのはちょっと嫌だな〜。』
『シエルさん。本気で言ってる?』
『本気だよ!すごく本気!でもノエルが好きな子いたら全力で応援する!!』
『そっ...か。ありがとう。』
(シエルを落とすのは至難の業かもしれない...頑張れ。俺!!!)
ノエルは心の中で自分自身を励ましどうしようか悩んでいたらーーー
『さっ!着いたよ〜。みんな居るかな??』
そう言いシエルは白く真新しいドアを開けた。
『おはよーー!!』
『シエルー!おはよっ。...あ!!!ノエルだ!!』
そう言いながら走ってきたのは赤毛で髪の長い女の子だった。
『えっと...』
ノエルが戸惑っていると
『初めましてノエル♪シエルからいつも話を聞いてるよ!私ニーナ。宜しくね。』
『ニーナ...ニーナってもしかして...【⠀不死鳥⠀】のニーナ!?』
『やめてーーー!その通り名恥ずかしいの!!』
照れて顔を隠すニーナに
『ニーナ有名人だぁ♪』
『いやいや。シエルさん。貴方も有名人ですよ。【 聖女 】様。』
『...いやーー!やめてーー。恥ずかしいから!!』
ノエルの有名人と言う言葉に2人して顔を真っ赤にしてうずくまっていると
『楽しそうだな。シエル。ニーナ。』
階段を軽やかに降りてきたのはショートカットの女の子だった。
『『ルナさーーん!!!』』
(へぇ。この人がギルマス。ニーナにしろシエルにしろ皆...綺麗だな。)
『初めまして。ノエル。話はシエルから伺っているよ。』
『初めまして。ルナさん。ギルドに招いていただいて感謝してます。』
『ほかのメンバーは今ノエルの歓迎会をする準備の買い出しに行ってるんだ。』
『そんな...ありがとうございます。このギルドで精一杯頑張ります。』
『そんな緊張しなくてもいいよ。うちのギルドは皆柔らかいから大丈夫だよ。』
優しく微笑みながらルナは言った。
『...はい!!』
『ノエル緊張してる〜♪』
『だって...シエルの手紙ではみんなの事は色々聞いてたけど俺なんか着いてけるか不安で...』
『大丈夫だよ。ノエル。私が守ってあげるから♪』
『いや。それは男としてどうかと...ちゃんと鍛えてから来たし俺がシエルを守るから!』
この一言にニーナとルナは気付いてニヤニヤしながらノエルとシエルを見ていた。
『『...頑張って!ノエルくん。』』
『ほら!頑張って!だってノエル♪頑張ろーね!』
呑気なシエルの一言にニーナとルナはノエルに近ずき肩をポンと叩き
『ノエル。...頑張れ。』
『心中お察しします。』
(俺の感情バレてる!?!?)
『や、べっ...別に深い意味はっ..!』
『??深い意味って??』
『シ..シエルには関係ない事!!』
『えーー。なんで私だけ仲間はずれなのー!?』
『なんでもないから!!』
『ぶーーーーー。』
(((なんで本人は気付かないんだ...)))
シエルはほっぺを大きくふくらましてぶーぶー言っているとーーー
すみません。先程今日公開文と間違えて投稿してしまいました。
再度今日の投稿文を掲載します。
申し訳ございません。