表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カレンデュラ  作者:
聖女と少年
10/42

ギルド加入 6

テキパキ動くみんなの姿を見つめ調理場に目をやると楽しそうに料理をするシエルが居た。

(シエル...笑いながら料理作ってるな。楽しいんだろーなー)


そう思いながら見てるとキョロキョロ周りを見渡すシエル。

そして両隣を確認し目を輝かせながらルビーオレンジをパクリ。


幸せそうに味を噛み締めてるシエルが目を開けるとノエルがバッチリ見ていた。


『っ!!しーーーーっ!』

慌てて口元に指を立て合図を出すシエルに


『バーーーーカ』

と小声でハニカミながらノエルは返事返した。


ドキッ。


その表情を見たシエルは少し照れくさそうに視線を反らして背中を向け胸を抑える。


(ドキッて何?何?これ...?)


ニコニコしながらシエルの後ろ姿を見つめていた。

するとシエルが赤い顔をしながらノエルに近付いて

『ノエル...食べたの見てたの...?』

耳元で囁くシエルに

『あぁ。バッチリ。美味しそうな顔してたな。』


『皆には..秘密にしといてくれる?』

上目遣いのシエルにノエルはドキッとした。


『わ、わかったよ!』

少し照れくさそうに顔を背ける。

『ありがとうノエル!』

そう言いながらシエルはノエルに抱きつき更に赤くなるノエル。


『ちょ!シエル!わかったから!』

(胸が当たってるー!!)


フェリスはそのやり取りの一部を見ていた。

少し不機嫌な表情で

『ノエル。おまたせ』と一言声をかけた。


『料理はまだ...だな。シリウスー!!後どれぐらいで料理完成するー?』

ヘクターがシリウスに声を掛けた。


『そうねぇ...後15分ってとこかしら』

『15分か。充分だな』

『そうだね。じゃあノエル。着いてきてくれる?』


そう言ってノエルを中庭に案内した。


シエルが初めてノエルの事を意識したんですが...上手く伝わりましたか?( * ॑꒳ ॑*)

さて!次回は手合わせします!

コメントしてくれると嬉しいです( * ॑꒳ ॑*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ