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ルーク=ブルグ魔法学校飛び級試験

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メイドが迎えに来た。


「ああ、ありがとう。」


「…その…」


「?」


「いえ!何でもないです!」


「…そんな酷かったの?」


「まさか…覚えていないんですか!?」


「ん?ああ、覚えてないんだ、教えてくれないか?」


「すみません、ブローニング様から「教えるな」と。」


「…そうか。」


「…すみません。」


「いや、大丈夫だよ。…今日は何をするんだ?」


「今日は試験の日です、頑張ってくださいね!」


「ああ!勿論だ!」


◆◇◆


「ここです。」


「おっ!ようやく着いたか!」


試験をする場所に着いた。…と言っても何もない草原だが…


「では…」


そう言うとメイドは馬車で帰ってしまった。


「やあ!久しぶりだね!」


前からルーク=ブルグ公爵が歩いてきた。


「三日しか経ってませんよ…で、試験って何するんですか?」


「試験ねえ…」


黙り込んでしまう


「…どうしました?」


「…何しよう。」


「…えっ」


「いや~決めてないんだよね、3日前の事で大体実力は分かったし。」


「3日前…」


(本当に何があったんだ…)


「…よし!」


「?」


「ダンジョンに行こう!」


「ダンジョン?」


「ダンジョンとは!危険な魔物が居る洞窟の事だ!」


興奮して話す。


(ダンジョンが好きなんだなあ)


「魔物って何ですか?」


「魔物とは、約1000年前、伝説の魔術師によって生み出された、生物の事だ!凄く攻撃性が高いから気を付けろよ!」


「わかr――」


「行くぞ!」


「(#^ω^)」


◆◇◆


「ここだ!」


「ここですか…」


目の前にあるのはダンジョン…らしい


(これがダンジョンか…どう見ても洞窟だな。)


「あっ!そうだ!」


「何ですか?」


「さっきのマジックアイテムは使わないでね、あれは強すぎる。魔法の実力も知りたいしね!」


「分かりました。」


「よし!じゃあ行こう!」


◆◇◆


ダンジョンに入って数分が経った、まだ魔物は出て来ない。


「…今の所何も無いですが…」


「まあまあ、これからこれから」


「…あっ!」


「どうした!」


「これが…魔物…!」


人を沢山殺ってきたから分かる、これは魔物だ。


「すみません!先に行きます!」


「えっ!待って!」


走る、魔物に向かって、ひたすらに。


「急がないと…!あいつはやばい!」

◆◇◆


「はぁ…はぁ…」


小さい穴を通り抜けた先に居た魔物を見つけた。


「こいつか…!」


目の前にいるのは大きな白蛇だった。


「まだ気づいていない…!」


(やれる!)


「凩!」


ブオオオ


凩を撃つ…だが、鱗で弾かれる。


「嘘だろ!?」


「シャアアアア!」


「…やばっ!」


近くの岩に隠れた。直後、毒々しい見た目のブレスが白蛇から放たれた。


「…あれしか無いか…」


ブレスが消えた時、岩から出て、白蛇の口に走る。


「!」


白蛇は驚いたような素振りを見せる。


「生きてるぞ!俺は!」


「シャアアアアァァァ!」


またブレスを撃とうとして来る。


「それはもう見た!」


ブレスを撃たれる…が避ける。


「いっけええええぇぇぇ!」


口の中にとある魔法を撃つ。


オガドン(ハリケーン)!」


「グアアアアアアァァァァ!」


白蛇の血が舞う。


「ここか…!」


心臓が見えている。


ヴィテーン=ヴォイネ(音速飛行)!」


ドゴオオオオン


心臓を音速で貫く。


「おっとっと。」


視界がふらつく。


「魔力に慣れてきた…とはいえ、流石に上級魔法二回はキツいか。」


白蛇はピクリとも動かない、死んだようだ。


「…あれ?」


何か不思議な感覚だ、…と言うか時が止まっている。


「…どうなっているんだ…」


「いやあ、死んじゃったあ。」


女性の声が聞こえてきた。


「誰だ!」


「さっき、君に殺された白蛇だ。」


「…えっ。」


「いやぁ~油断しちゃったあ〜君やるねえ!」


「…ありがとう…ございます?」


「あー!別に呪いを掛けようとかそういう事じゃないんだ!…ただ私のスキルと魔法をあげようかなー…って。」


「…成程?」


「んじゃ、あげるね、5時間は覚えていてね☆。」


そう言うと、白蛇は去ってしまった。


«個体名〔白邪〕からギフトが届いた。»


「白邪…その名!覚えておくぞ!」


「大丈夫かい!?」


「公爵?」


「ああ…無事だったんだね…ってこれ!」


「?」


「巨大な体…数々の傷…間違い無い!君…あの白蛇を倒したのかい!?」


(?どういう事だ?)


「こいつは亜神と呼ばれる存在なんだ。」


「…亜神?」


「亜神とは…神と生物の間にいる存在だ、つまり神の一歩前だ!君はそれを!倒した!」


「…え」


「…亜神を倒した生物は今までで勇者しかいない!しかも勇者はパーティーを組んでようやく倒した!君は一人で倒した!君は勇者と同等か、それ以上だ!」


「勇者…」


(〔勇者〕それはかつてこの世界を救った存在…ただ…それ以外は謎に包まれた存在だ)


「はぁ…とりあえずマジックアイテムを取りに行こうか。」


「…分かりました。」


◆◇◆


「はあ…はあ…」


ダンジョンに入って数時間が経った、敵を殺しながら前へ進む。


「大丈夫かい?」


「まだ…行けます…!」


「…そっか、まあ無理はしないでね。」


「!」


公爵の後ろに魔物が居る。


「鎌鼬!」


「グアアアアアアア」


「あっ…ありがとう」


「いえ、大丈夫ですよ。」


「さて、これがマジックアイテムが入っている宝箱だ。」


「これが…」


目の前には自分より大きい宝箱があった。


「んじゃ、開けるよ!」


「おー!」


ガチャ


直後、公爵の下に魔法陣が出た。


「公爵!下!」


「えっ!?」


直後、公爵はどこかに消えてしまった。


「…どうなっているんだ…」


(…まあいいや!宝箱開けよ!)


「何が出るかな〜」


宝箱を開けるとそこには、


「…えぇ…」


女の子が入っていた。

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