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魔法学校

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数十分後


「…」


「…」


『気まずい!』


前に居るのは〔バルカン=アヴェンジャー=ブローニング〕…この国の王様兼お父さんだ、その王様と二人きり…。


「えっと…今回はどの様なご用でしょうか?」


「……ちょっと会いたくなってな…最近会ってないだろう?」


確かに、最近王様は隣国との領土問題でいつも忙しい。前会ったのはかれこれ3ヶ月前らしい。前のレンは寂しくしていたのであろう。


「…ですね。」


「いや〜子供ってこんな短時間で成長するんだな!俺は嬉しいぞ!」


俺の肩を叩きながら言う。


(結構痛いな…)


「…さて本題に移ろう。」


椅子に座り、話す。


「お前、魔法を使ったな?」


「…え?」


(不味い不味い!何でバレた!)


「…別にお前を逮捕する訳では無い。落ち着け。」


「…じゃあ何故?」


「…こっちが知りたい。前まで魔力が全く無かったのに、今は魔力が魔獣級だぞ。久々に見た時、驚いたぞ。」


流石、この国の王様。感が鋭い。


「で?逮捕する訳では無い。と言うのはどういう事ですか?」


「ああ…お前には魔法学校に通ってもらいたい。」


「ルーク=ブルク魔法学校…ですか?」


「そうだ」


(ルーク=ブルク魔法学校…この世界唯一の魔法学校だ。本来15歳から通える学校の筈だが…)


「あそこは15歳から通う学校では?」


「…飛び級」


「…!待ってください!ルーク=ブルク魔法学校の飛び級は過去一人も成功していない!」


「…そうだな、だから何だ?」


「確かにルーク=ブルク魔法学校に通いたいですが、私で合格出来るのですか?」


「お前なら出来る!」


「…」


「死か?それとも魔法学校に行くか?」


「……分かりました。やってやりますよ!合格して見せます!」


「いい心構えだ!その調子で頑張ってくれ!」


「はい!」


数時間後


「ふぅ〜」


辺りには湯気が立ち込める、そう。温泉だ。


「ここは温泉があるから良いんだよなあ〜」


(にしても異世界で温泉入れるとは…最高だ!)


「さて、研究ポイントを割り振らないとな!今ある研究ポイントはっと…」


«研究ポイント:568P»


「結構貯まったな〜今研究出来る奴は…初級魔法と〔凩〕かあ…」


(…凩にしよっ!)


«風系統中級魔法:凩の研究を開始します。»


(残り32pかあ、まあどっかで貯まるでしょ!)


◆◇◆


「ん?手紙?」


「そうです。ブローニング様が渡せと。」


朝、メイドから手紙を渡された。


「えーとなになに?」


手紙を開くと中には豪華な紙と手紙が入っていた


「ルーク=ブルグ魔法学校の招待状?」


「…手紙…読み上げますね。」


「ありがとう。」


「おほん!レンへ、ルーク=ブルグ魔法学校に体験入学しろ。ブローニングより。」


「…えっ」


「さて、行きますよ!」


「ちょっと!待って!」


「いいから行きますよ!」


「(#^ω^)」


◆◇◆


「着いてしまった…」


目の前にそびえ立つのはルーク=ブルグ魔法学校。国内…いや、世界で唯一の魔法学校だ。


「大丈夫ですよ!学園の皆様はきっと優しいですよ!」


「そうか?」


(漫画とかでは大体、虐められる展開になるが…)


「さあ!校長室に行きますよ!」


◆◇◆


「ほー、凄いなここ。」


中は美術館のような景観をしている。とにかく豪華だ。


「なってたってルーク=ブルグ公爵が直々に経営している学校ですから!そりゃあ豪華ですよ!」


(ルーク=ブルグ公爵、何度か会ったことがある、とにかく陽気な人だ。)


「さて、ここです。」


『ここが校長室…』


(質素なドアだ…教室のドアと全然違う。)


コンコンコン


「どうぞ~」


ガチャ


「では。」


そう言うとメイドは出て行ってしまった。


「やあ!久しぶりだね!」


「…ど、どうも…」


「さて、座ってくれ。」


「はい。」


中も質素な部屋だ。芸術品などは一切無い。


「さて、君はこの学校について知っているかい?」


「えぇ、大体は。」


「んじゃ、説明してみて。」


「はい、ルーク=ブルグ魔法学校はこの世界唯一の魔法学校であり、家柄、過去、一切不問の難関校であり、唯一魔法使用免許が取れる施設です。」


「うんうん」


「校内は活気に溢れており、積極的な生徒が多いそうです。又、校内では魔法は禁止。魔法館でのみ魔法の使用が認められています、校内では〔決闘〕というシステムがあり、それで校内の揉め事を解決します。」


「うん。そこまででいいよ。」


「分かりました。」


「大体そんな感じ、よくできました。」


「ありがとうございます。」


「にしても5歳なのになんでそんなに頭がいいんだい?」


「…分からないです、ある日起きたら急に別人になったような…そんな感じがしたんです。」


「…まあいいか!」


(いいんかい!)


「おっと!もうこんな時間だ!授業に行くよ!」


「分かりました!」


◆◇◆


「ここが魔法館…」


中から生徒の声が聞こえる。


「そう!今回は火炎魔法の授業だ!」


キーンコーンカーンコーン


「お前ら…………今………生………」


魔法館のドアが厚いのか、よく聞こえない。


「それじゃ入ってこーい!」


「いいか?君は王族だが、ここでは平民と一緒だと思ってくれ、分かったかい?」


「はい!」


ドアを開ける。


ガラガラ


「行ってらっしゃい!」

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